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ぶらりごろりぱくり

僕は今までウルトラ安い大古車ばかりしか乗って来なかったけど、
台数だけならちょっと威張れるくらいの車を所有してきた。
だけどその車たちの購入価格を全部合わせてもプリウス1台買えんだろうなw

フォルクス・ワーゲン、三菱、スズキ。
どうせ他のメーカーも燃費データに関しちゃ大同小異なんじゃねーの?
という気がしなくもない。
だけど自動車メーカーがどんなセコいインチキをやったって僕には関係ない。
だって車を選ぶときに燃費を考えたことなど一度も無いから。

こんないい加減な数値を基に「エコカー」なんぞの称号を与え、
それを買ったら自動車税75%減税なんてどう考えてもおかしいよ。
リッター2キロしか走らない70年代のガソリンがぶ飲み車でも、
1年に100キロしか走らないコレクションカーなら立派なエコカーじゃんか。

世界がどんどんつまらなくなる。
世界がスマホの中に集約されていく。
だから僕は田舎に住んで、
古い車にこっそり乗ろう。
しかしその古い車は長野でエンコして修理中 (T_T)

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先週の土曜日。出先の伊那でオルタネーター死亡。
古い車にゃお約束のトラブル。
これもまた味わい。
19歳の頃、自分の金で初めて買った中古車が三菱車だった。
ギャランFTO1600SL。
お金がないからツインキャブのGSRは買えなくて、
蒸気機関車みたいなSLっていうグレードのを買った。
アンドリュー・コーワンや篠塚健次郎が駆るランサーGSRを真似て、
ポンコツFTOのボンネットを黒く塗ったりしていた若かりし頃のわたくしw
一連のギャラン・シリーズに用意されていたオレンジ色はカッコ良かったなあ。
70年代から80年代にかけての三菱車は輝いていたなあ、
と思ったけれど三菱だけじゃなくどのメーカーも頑張っていたんだと思う。

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コルト、ギャラン、ランサー、ミラージュ、パジェロ。
三菱自動車がなくなっても歴史的な車名と思想が残ればいいんじゃないか?
英車なんて今や名前だけの存在に過ぎん。
ジャガーも、ミニも、ロールスも、アストンも、ローバーも、MGも中身はバチモン。
特にジャガーの劣化が酷いと僕は思う。
だから三菱ランサーが日産ランサーになったってどうってことない。
盗んで貶めることしか出来ない中国企業に買われるより良かったと思わなきゃ。

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思い出はいつも美しいもの。
想い出が多すぎて - 高木麻早
近頃あんまりアテにならない天気予報によると今日の最高気温は26℃。
晴れれば日向ではそれより+5℃でしょうという俺予報。
ロードスターにハードトップを付けてから畳んだままの幌が縮んでしまい、
昨年の11月に幌を張ろうとしたらほんの1センチくらい届かなかった。
かつての経験から、暖かくなればビニールの幌が伸びて閉じることが出来るだろう、
という予想と炎天下気温30℃に期待してハードトップを外した。

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毎度腰への負担がスリリングなものの、人手を借りずに「屋根」を降ろす。
ホントは幌を張ってハードトップはどこかに保管しておきたいんだが、
屋外じゃ虫の餌食になるのは目に見えているし、
屋内じゃカミさんが許してくれないだろうから (´・_・`) あきらめる。
いつかガレージを建てたら置き場所を作ろう。
幌がフロントガラスの上端までどのくらい届かないかというとこのくらい。

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クロスの幌だと縮まないんだがビニールの幌は経年劣化でどうしても硬化しちゃうんだ。
折り畳む部分の縁が一様に切れているのが使用限界の証。
何かの力が加わればそこから一気に裂けるかも知れん。
合成皮革のソファなんかに使う艶出し保護剤みたいなのを塗れば多少は改善するかも。
で、2時間ほどたっぷりとお日様に当ててビニールをクタクタに柔らかくする。
十分柔らかくなったところで渾身の力を込めて幌を引っ張り、
ストライカーの爪がどうにか引っ掛かれば大勝利。
あとはテコの原理でガチャンとロックしておしまい。
ちゃんと閉まりました。ボロ幌。

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僕は見た目だけならキャビンが小さく見えるからハードトップよりも幌の方が好き。
だけど対候性を考えるとやっぱりハードトップには敵わない。
特に真夏と真冬は幌に比べて冷暖房の利きが全然違うからね。

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最近のオープンカーは皆電動格納ルーフとか付いてるけど、
古いものを愛する上で手間や不便は大事な要素だと僕は思う。
ボタン一つで好きな曲だけ選んで聞けるCDプレーヤーより、
アーティストが考えて並べた曲順で聴くレコードプレーヤーの方がいいんだよ。

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5月になったので南部鉄の風鈴を出した。
秋口まで頑張ってもらいます。
国東にいた頃は持ち込みでタイヤ交換してくれる所が無かったけど、
伊豆ではすぐ近所にやってくれる整備工場を見つけた。
だからネットで買って組み換えだけお願いする。

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今回は新車外しの新古品ってのを買ってみた。
エコカー減税の対象になっている或る車種の上級グレードが履いていたタイヤで、
オーナーは購入後すぐにインチアップしたから不要になったらしい。
ヨコハマタイヤ ブルーアースAE-01F 175/65/14
新品小売平均価格は1本5000円台後半。
それを4本で9000円+送料1800円。
僕としては大変ありがたい中古品だったが特別破格だった訳では決してない。
だってヤフオクを覗いてみればこんな中古タイヤが数多出品されているんだから。

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買った車に付いていた新品のタイヤを「気に入らないから」と小売価格の半額以下で
投げ売りし、大枚叩いてより高価なホイールとタイヤに履き替える。
なんとも景気の良い話ではないですか。僕もそれ自体をどうこう言う気はないです。
不可解というか気に入らないのはここから先。
その車は環境に配慮された「エコカー」だという訳の分からない理由で、
古い車を大事に大事に乗り続けている人よりも税金が禿げ上がるほど安い。
これは何か物事の本質を取り違えちゃいないか?
もったいないの精神は日本人が世界に誇る美徳だったんじゃなかったか?
トヨタのなんとかって車。

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何かといえば二言目には「○○に優しく」なんぞと言うくせに。
何かといえば二言目には「癒されたい」なんぞと言うくせに。
どうしてバックミラーに映る顔はどれもこれも邪悪で高圧的で醜悪なんだろう?
作る方も、買う方も、二言目には○○に優しく癒されたいんじゃなかったんか?
だからルノー・トゥインゴ。

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こんな顔なら後ろにつかれても心急かされなくていいよな。
みんなこんな顔の車だったら、景色だってもっと明るく楽しくなるのに。
午後から晴れて来たんでカブのタイヤ換えた。
まず後ろから。

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ホイールからタイヤ外して。

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前も外す。

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外した部分の汚れを取って、油を注して、ときどきネコと遊んで、
カミさんが入れてくれた甘いコーヒーで一服して、
通りかかったご近所さんと世間話したりして、
気がついたら二時間半ぐらい経ってたけど前後交換完了。
靴が新しくなったから庭で記念撮影。はいチーズ。

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カブをいじる度に僕がため息交じりでしみじみと感心するのは、
遠い遠い過去の或る日に、まっさらな白紙の上へこれを創造した人の独創性。
コーリン・チャップマン。アレック・イシゴニス。ダンテ・ジアコーザ。
カルロ・アバルト。フェルディナント・ポルシェ。そして本田宗一郎。

70歳になった藤岡弘演じる仮面ライダーが新しく作られたらしい。
僕はその内容をよくは知らないけれど、映画のキャッチコピーだけは名作だと思う。
曰く、原点にして頂点。
この時期、東京や神奈川から雪の心配をせずに車やバイクで出かけられるのは、
日帰りなら房総と伊豆くらいしかないのは周知の事実です。
だから今日も河津桜へ向かう渋滞はちゃんと国道135号を埋め尽くしている。
引き落としにしていない水道料金を払うのに国道沿いのセブンイレブンに寄った。
コーヒーを買って車の中でズルズル飲んでいたら、渋滞の列に珍しい車を見つけたよ。
アウトビアンキA112アバルト。

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これは良かったよなあ。僕も欲しかったけど新車で180万位したんかな?
「最後のアバルト」とかいって売ってなかったっけ?
もう30年近く前の車だけど、伊豆半島の渋滞に並ぶくらいだから状態に自信があるんだろう。
遠目にはピカピカに見えたし (´・_・`)

僕はかつてアバルト595 esseesseという可愛いのと、アバルト130TCというそれはそれは
可愛げのないのを所有していたことがある。
595は持っているだけで120%ぐらいの満足感を味わえたけれど、ともかくほとんど実用に
ならないのでやむなく売ってしまった。2台持つことが出来れば手放さなかったかも知れんが、
東京渋谷区の賃貸駐車場で2台はさすがに無理だったよ。
次に買った130TCは乗る度にどこか壊れた。
パワーウインドウが開かなくなったり、ライトがつかなくなったり、マフラーが落ちたり、
バックギアに入らなくなったり・・・。可愛くない上に故障続きで見るのも嫌になった。
美人は三日で飽きるがブスは三日で慣れるという酷い言い草が世にはある。
しかしブスで性格が悪くて病気がちで金遣いが荒いんじゃ救いようがないぞw
僕はこの130TCを最後に二度とイタ車には乗らなくなったのだった。

1980年代後半。
サーキットではセナとマンセルとプロストとベルガーが凌ぎを削っていた。
モンテカルロやサファリではアレンやサロネンの駆るグループBが跋扈していた。
マルボロ、キャメル、シルクカット、ロスマンズ、JPS、ジタン。
莫大なタバコマネーがモータースポーツを華々しく盛り上げていた。
アウトビアンキの名前が消えてからどれだけ経つんだろう?
僕が好きなのは60年代のさらにちっちゃなアウトビアンキ。

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http://fivs.info/

もう一台のFiat500チンクチェント。
それはエドアルド・ビアンキへのオマージュ。
ミラノの石畳を駆けてゆくショートボブの小町娘。
彼女の名前はアウトビアンキ・ビアンキーナ。

France Gall - Poupée de cire, poupée de son
Prost says Renault F1 role would have made no sense

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Source : http://www.motorsport.com/

昨今メディアに露出の多い教授。その顔に刻まれた30年の年月を見る度に、
僕はセナが生きていたらどんな顔で何をしていただろう? って思う。
レクサス新型「LC500」2017年春の発売を前にデトロイトショーで世界初公開

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先日、沖縄で行われた成人式の様子がニュースを賑わせていたけれど、
この車なんかよく似合うんじゃないかと思いました。

※追記

人形は顔が命、というテレビのCMが昔あったけど車だって同じだと思う。
どうしてこういう奇怪なデザインがなされ、それがそのまま売りに出されるのか
僕にはよく分からないんだが、たとえばこんな顔をした決して安くはない車が
30年後や50年後にも名車として人々の記憶に残るんだろうかと考えてしまう。
たぶん残らないだろう。
そもそもトヨタはそんな普遍的名作を造るつもりなんかないのかもな。
ともかく今売れればイイという、一過性のキワモノなのかもな。
もう一度トヨタ2000GTを作った時の夢と情熱で車を造れば、
電気自動車だのハイブリッドだのをあれこれ造り続けるよりも
企業イメージだって自ずと即効5段階アップするんじゃないだろうか?
マツダのデザインはなぜカッコ良くなったか

迷うことなくそう言い切るのなら今時はああいうのがカッコいいとされているのか・・・。
昔、動物的なデザインを売りにしているスバル・レオーネという車があった。
僕は昨今のマツダを見る度にあのレオーネを思い出す。
そして僕はあの頃も今もスバル・レオーネのデザインはとってもカッコ悪いと思う。
ということは、僕がイイと思うようなデザインの車を、
今時の人はカッコ悪いと評価するんだろうな。

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カッコ悪いの上等。
皆に美学があるように僕にも美学がある。
SKIN:Babyish-