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ぶらりごろりぱくり

昨年はカミさんがスズメバチ、僕がアシナガバチに刺されたので、
女王蜂が巣作りを始めるこの時期にトラップを仕掛けるのだ。

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酒と酢に加えて今回はオーガニックなキビ砂糖をたっぷり使ってみたw
さらにご近所さんから貰った夏みかんの100%果汁たっぷり入り。
自然の素材にこだわった高級なジュースです。
さあハチさんども、たっぷり飲んで死んでください (´・_・`)

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立夏を過ぎ青葉噴く世界。
夏の足音を呼ぶために今朝は風鈴を軒に下げた。
ホトトギスと初鰹はまだかな?

Bruce Hornsby, The Range - The Way It Is
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写真で見るほどうちは山の中じゃないんよ。
と言っても都会からこうも怒涛の如く人々が訪れるのは、
やっぱりこの辺りが都会人にとっては非日常の世界だからなんだろう。
朝はウグイスの声で目を覚まし、木の枝を走るリスを見ながら朝食を摂る。
まあ確かに自分も東京にいた頃は伊豆でも十分田舎を味わえたように思う。
しかしウグイスとリスの只中に暮らしていると、
どこか小旅行にでも出かけるかと思った時に行きたい所がない。

カミさんが連休明けにちょっとどこか行こうか? とか言うのだが、
たとえばちょっと箱根とか、ちょっと西伊豆とか、ちょっと富士五湖とか、
そういう所にある旅館やホテルを楽天トラベルやじゃらんで見てみるにつけ、
なんだよ家にいるのとあんま変わんねえじゃん? と思えてならんw
しかもどこの宿も判で押したように刺身の舟盛かナントカ牛のステーキばかり。
むー、浜松へ浜松餃子食いに行くとか、名古屋へ味噌かつ食いに行くとか、
そういう方向でないとわざわざ出掛ける気にならんもんだな。
こういう悩みが贅沢なのか悲劇的なのかは分からんけれど、やっぱり都会の
人が田舎へ来るように、田舎者は都会へいくのがいいのか知れん。
だって駅ビルとか歩くだけでその煌びやかな非日常に興奮しちゃうもんなw
しかしこの前東京行ったばかりだからしばらくは行きたくないや。
となると日帰りか。

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大分から取り寄せたからあげと、うちの畑で採れた春菊を食す。
こんなものを作って天気の良い昼に庭で貪り食えば、
都会の人の30分の1ぐらいはリゾート気分を味わえたりするかも。
いや味わえんな。ド日常だもんな (´・_・`)
明日は庭で焼鳥でもやって盛り上げるか。
グッドバイ。黄昏のレンガ路。

Elton John - Goodbye Yellow Brick Road
ゴールデンウィークなので昨日は物置小屋の腐った屋根を張り替えて、
今日は今朝からカミさんに頼まれたキュウリの棚作り。
大工の真似事もお百姓さんの真似事も僕は好きでないが、
まあ腐って破れた屋根の修理は自分がやらなきゃ誰も直してくれないし、
きゅうりの棚はひと夏糠漬けを食べるための先行投資労働なわけだ。

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それが終わったら今度は家の裏の垣根の剪定。
これ一体どのくらいの長さがあるんや? と思ってGoogle Mapで測ったら40mもあったw
一年の間に伸びた分を剪定鋏でひたすら切るんだが、
垣根と言ったって人の背よりはるかに高いから脚立に乗って少しずつ移動しながら切る。
終わったらもう息切れしてヘトヘト。次女のぷーがやってきて現場監督。
たしか昨年もそうだったような気がする (´・_・`)

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終わって脱力しながら冷たいジャスミン茶を飲んでいたらニワゼキショウを見つけた。
カミさんが「私が死んだらこの花をお墓に供えてね」と言っている花だが、
先に死んで花を供えられるのは僕の方だろうw

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この花が咲いてホトトギスの声が聴こえてくると、
僕は東京を離れた時のことを思い出す。生まれ育った東京を出て今月で6年。
6歳になる6匹のネコに囲まれた5月の1日。
明日は自分の車でも触って遊べるかな?

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J.D. Souther - You're Only Lonely
我が家の大型連休はご近所さんから貰った畳の解体。

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これを畑に敷いて夏野菜を植えるんだそうな。
ナス、ピーマン、シシトウ、バジル。
またひと夏お世話になる野菜たち。
豊作を期待していますよ奥さんw

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国東の山中と変わらない我が家の庭は緑一色。
グリーングリーン。

The New Christy Minstrels - Green Green
明後日からいよいよ黄金週間。
うちは先週末から先取りしてしまったんで連休中は自宅待機。
毎年5月の連休は夏休みや年末年始よりも阿鼻叫喚の伊豆半島。
こんな道まで車が繋がるんか? というぐらい人と車があふれる。

東京に住んでいた頃には年に一度行く国東の山や空や海が有難かった。
でも似たような景色の伊豆に暮らしていると国東へ行っても有難味が無いw
だって山があって空があって海があって伊豆とおんなじじゃんか (T_T)
違うのは人間と車の数だけ。
伊豆ももう少し人が少なくなると暮らし易いんだが、そうなるとこの伊豆独特の
田舎に漂う都会文化臭みたいなものが失せてしまうんだろうな。

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青草が凄まじい勢いで地面を覆っていく庭で長女と遊ぶ。
名前は知らないけれどいろいろな花が咲いて、
そろそろホトトギスの声も聴こえる頃になって来た。
毎年春にはちょっと細面になる肥満児の長男も草の匂いを嗅ぐ。

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くんくん。
緑の匂いがするか? 生まれ育った国東の山と同じに匂いか?
明け方はひどい雨だった。
風が吹き荒れて横殴りの雨。稲妻が光って雷が鳴って。
ネコたちは押入れや机の下へ逃げ込んでいく。
桜もほとんど散っちゃったよ。

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昼間はちょっと陽が射してへんな温かさ。
三寒四温というか一寒一温。
春と秋がどんどん短くなっていく。
季節が夏と冬だけになっていく。
つまりあれだ。
熱帯化。

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さすらいの次女。
飄々と、孤高のイザベラ・バード。
心ここに在らずの旅女。
お前は春よりも秋が似合うぞ。

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その兄の次男。
強さは優しさ。怒らず、騒がず、取り乱さず。
実の兄弟姉妹よりもなぜか血の繋がりのない三男三女と仲がいい。

ネコにとっちゃ桜が咲こうが散ろうがどうでもいいこと。
人間は彼らの立ち振る舞いに風情や気品を感じて喜ぶが、
彼らは目の前の快楽だけしか愛さない。
食う、寝る、遊ぶ。
その潔さは桜の如し。

Junk - Paul McCartney
満開。

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あちこち補修が必要な築40年の家には、
樹齢40年以上の桜の木がもれなくついてきた。
ペンキが剥がれたら塗り重ねればいい。
瓦が割れたら取り換えればいい。
窓や戸が傾いだら建てつけ直せばいい。
僕たちやネコたちの身体と違って家は幾らでも取り替えが利く。
それは故障がないことと燃費がいいことと税金の控除がある以外、
僕にとっては他に何一つ取るところのない新車を買うよりも、
ちょっと手がかかっても古い車を買う方が日々の満足を味わえるのに似ている。
満足は人それぞれ。愛する対象も人それぞれ。

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満開の桜の下でラブ・ガイのぶっかけ飯を食す。
暖かくなって俄然元気を取り戻したパクチーをこれでもかと投入。
木漏れ陽と、心地良い風と、パクチーとレモングラスの味に、
僕はちょっとサメット島のビーチにあった安レストランを思い出した。
ペナペナのスプーンとフォークはバンランプー市場で買ってきたもの。
安物の銀器に絡みつく卵の黄身は熱帯の思ひ出。
うまー (´・_・`)

ところで、
たくさんネコのいるご家庭では集合写真を撮るのが難しいと思う。
仔猫の時はいつでもくっついていた彼らも、歳を重ねる毎に相性が現れて、
まるで葬式の時にしか揃わない人間の兄弟姉妹みたいになる。
今日は奇跡的に6匹が1枚の写真に納まった。
我が家の場合こんなことは1年に1度あるかないか。
たいていはネコ嫌いの次女が欠けてしまうが今日は逃げ遅れたらしいw

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桜が散ればやがて青葉の季節へ。

チョットマッテクダサイ - ゴールデン・ハーフ
庭の桜もようやっと本気を出し始めた。

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桜は1年間に1週間しか咲かない。
あとの51週間は若葉だの青葉だの紅葉だの冬枯れだので時を過ごす。
その潔さというか、けちけちしない美しさが人を魅了するんだろうな。

花より団子という言葉があるが、どんなに貧しくても、どんなに空腹でも、
心の最後の部分だけは団子よりも花でありたいと僕は思い続けている。
その美学みたいなものを見失わずにいれば、いつか、どんな形であろうと、
後悔無しに死んでいけるような気がするのだ。
しかし悲しい哉。日常の僕は団子に心を奪われながら生きている。
だから1日か2日に1度くらい、いや、3日か5日に1度くらいかは、
志は団子よりも花だと自分に言い聞かせたりするのです。

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その団子に塗れた煩悩が来たる花見の為に大分からあげを取り寄せさせた。
大分県では「唐揚げ」とか「から揚げ」とか「空揚げ」とはあまり書かない。
ひらがなで「からあげ」だ。
花より団子。花よりからあげ。国東在住時にはこの店が一番うまかった。
なんたって「からあげ花ちゃん」だからなw
ご近所さんの集う花見は来週半ばか? それまでこの桜咲いてるんか?

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やっと春らしい日射しが戻ってきて僕は虫どもの大量降臨に慄いているわけだが、
庭のあちこちから集まってくるネコたちの表情はどこか穏やかな4月半ばの午後。
もう彼らと一緒に山道を散歩することもなくなってしまったけれど、
そこそこ広い庭を手に入れたおかげでネコの集会に人間も交ざれるようになった。
ニャーと言われたらニャーと返そう。
掌を舐められたら頭と喉を撫でて返そう。
ホーホケキョ、と頭の上でウグイスが鳴いている。
春雨と呼ぶには冷たすぎる雨。
放浪児の次女は外にいるか2階にいるかなので写真も少ない。
寒い雨降りでご不満の様子。

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春と呼ぶには寒すぎる宵。
肥満児の長男はふて寝w
火の前で寝言を言いながら大いびき。

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やまない雨はない。明けない夜はない。
僕はもう近頃では、そういう言葉を心の中で呟くことはなくなった。
どんなに今日が寒くても春はやって来るもの。
放浪児の次女にも、肥満児の長男にも、
春は花と雨の匂いを運んでくる。

Marianne Faithfull - Paris Bells
咲いた。
でも今日はまだ一つだけ。

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一番に咲く花は栄養がいいのか日当たりがいいのか発育がいいのか、
もしくは一番せっかちなのか目立ちたがりなのかのどれかだろう。
どんな行列にも一番先頭はいるものだし、
どんな頂にも一番てっぺんはあるものだ。
そうして、そういう場所を踏む人には某かの資格や理由があるんだろうな。
今まで何事に於いても一番など獲ったことのない僕のような人間は、
500番とか1000番辺りで皆に埋もれたまま放っておいてほしいと願う。
目立つのは嫌い。特別なのは嫌い。こだわるのは外にではなく内にでいいよ。

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昨年より一週間くらい遅い一番花。
遅い遅いというけれどたったの一週間じゃないか。
果報は寝て待て。
急いては事をし損じる。
大室山を緑に塗りながら春が下りてくる。

If You Don't Know Me By Now - Harold Melvin & The Blue Notes
SKIN:Babyish-