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ぶらりごろりぱくり

0001.png 今朝は海が光っていました。

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ネコとつき合うって事は彼らの一生につき合う事だからアタマ数だけ死もあります。
ぬいぐるみじゃないんだから、いつかは必ず死んでしまう。
死に立ち会う度に少しずつ慣れては来たけれど、それでも事故ってのは初めてだったな。
だけどメソメソする歳でもないし、まだ七匹もいるんだから頑張ってお世話しますよ。

毎朝毎夕、玄関を出るとクロが木にとまっていたり走り寄って来たりしてた。
いつも一緒にネコの家まで歩いて食事をすると、また玄関まで一緒に戻って来てた。
だから朝と夕方に玄関の戸を開ける時だけは寂しさが込み上げる。
ああ、もうクロはいないんだなってホントのホントに思い知らされる。
でもね、それもいつかきっと慣れてしまう。いつかは寂しさも忘れてしまう。
ちょっとばかりネコより脳味噌が複雑に出来ているせいで
人間ってのは都合の悪い事は忘れるように出来ている狡い生き物だと思う。
だってそうでなきゃ生きていけないもんなあ。
どんなに悲しくたって電車に乗って会社へ行かなくちゃいけない。
どんなに悲しくたってお腹が空いたらなんか食わなくちゃいけない。
自分が食いたくなくても、子供や旦那には食事を作らなくちゃいけない。
どんなに悲しくたって仕事の飲み会は断れない。
どんなに悲しくたって友達や親戚の結婚式は日にちをずらしてはくれない。
本当に哀しいのは愛するものを失くしたことじゃなく、
そんな暮らしに甘んじている事の方だと僕は思う。

ネコは死を理解するか? って文章を読んだ事がある。
僕にはネコの気持ちが分からないけれど、理解できない方が悲しまなくて済む。
喜怒哀楽のうちの哀をネコは持っているんだろうか?

なあ、くつした。
お前が小さい頃、毎日毎日遊んでくれたクロはもういないんだ。
毎日毎日うちの庭で取っ組み合いをしてたクロはもういなくなっちゃったんだよ。
お前にはクロの「死」を理解する必要なんて無い。
ただ、クロはもうお前の知らないどこか遠くへ行っちゃったんだとだけ思ってればいいよ。

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もう泣き言は今夜でオシマイ。明日からは無責任な文章だけ書こう。
クロの事を想ってくれた人たちありがとう。
僕はなんにもしてやれなかったけど。




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