おぼろの月夜

大長男。

20190419_048.jpg

女王長女。

20190419_331.jpg

愛らしいとか、可愛いとか、癒されるとか、もうそういうのはとっくに通り越してしまって、そこにいるのが当たり前みたいな存在になった6匹の猫たち。
8歳の春を迎え、育ち盛りの頃に比べたら食べる量は半分以下になった。あんなに遠くまで野山を闊歩していたのに、今じゃ向こう三軒くらいを一回りしたら帰って来るようになった。男女を問わず身体のあちこちに怪我の痕が刻まれて、面構えもなんだか歳相応になってきた。嗚呼、ただ健やかであれ。

次の時代まであと十日余り。お前たちにとっちゃどうでもいいことだろうが、時代を跨ぐなんて猫の世界じゃなかなか出来ないことではないんか? 遠く国東の空の上で、命潰えてしまったクロやエリカは羨ましがっているかも知れんよな。天城の山にも両子の山にも、駿河の海にも豊後の海にも、さながら霞めるおぼろ月夜。
と、バカなことを考えた春の宵。
文部省唱歌 朧月夜

コメント

非公開コメント