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ぶらりごろりぱくり

うちの庭には樹齢40年以上になる枝垂桜の木があって、もう何度もここへ書いたけれど、僕がこの家を買う気になった理由の半分くらいはその桜の木が気に入ったからなのですよ。
築150年の古民家は金に糸目をつけなきや移設できるけど、樹齢50年の桜や銀杏や楡やブナの木は移植できるんかな? 僕にはそういう専門的な知識がないから分からんけれど、以前うちの庭にあった胡桃の大木を切ってもらったとき、植木屋の職人さんはこう言った。
「樹齢50年でも100年でも切り倒すだけなら大した時間はかからない。私等は仕事だから切れと言われりゃどんな大木でも切る。だけどその木が経てきた時間をおろそかにしちゃいかん」
深いよなあ。重みのある言葉だよ。だからやっぱり大きな木の移植は難しいのかな?

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桜は春に花。夏に青葉。秋に紅葉と季節ごとに彩を変える。花が散った時に拡がる雪原のような一面桜色の景色や、猫が歩いてもカサカサと音を立てる黄色い落ち葉の絨毯は、なんというか至福の時間を恵んでくれる。
自分の家の庭にそんな木が根を下ろしているというのはね、言ってみれば、その木を中心にした一つの小世界がそこにあるようなものなんだ。

その木の下でごはんを食べ、その木の下で誰かと語り、その木の下で猫たちと遊び、いつでも見上げれば大きく枝を広げた桜がいつもそこにある。時々は猫が駆け登って爪を立てても、文句を言ったり怒ったりもせず黙ってそこにいる。
この桜の木が無かったら、もしかすると僕は伊豆には住まなかったかも知れない。こんな木のある家がどこかよその土地にあったら、僕はそこで暮らしていたかも知れない。

毎年花の季節はお楽しみの時間。毎朝コーヒー片手に庭へ出て一人ほくそ笑むんだ。今日で7分咲きというかんじ。この週末が暖かくなれば一気に満開かな?
Sam Kapu - Chotto Matte Kudasai Huggin' In The All

あれ?ここへ入れたつもりのコメントが
一つ前の記事「猫を摂取する」に入ってた。
なじぇだ??(まあいいけど)
今年の桜は確かに花が少ないです。
花にも表年と裏年があるのかしら。

きなこ姫 [] EDIT
僕もそれ思いましたよ。
表年と裏年。
花が少ないうえに今年は風の日が多いんで、
なんだか余計に貧相な感じです。
というか昨年は暖かくて風もなくて良すぎたのかも。
高橋のら [] EDIT




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