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ぶらりごろりぱくり

みんな一日に何回ぐらい「暑いなあ」と言うんだろう?
いったい、あと何回ぐらい「暑いなあ」と言えば秋がやって来るんだろう?
以前の僕は目の前の暑さを大袈裟に嘆いてばかりいたけれど、
今はなんとなく、なあに、じきに秋がやって来るさと考える人間になった。
それが進歩なのか退化なのか、成長なのか諦めなのかは分からん。
でもついこの間も書いたように、僕たちの短い人生など平らに均してみれば
なんてことはない僅かな凸凹の中に納まっているものなんだな。

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デッキの日陰に置いたメダカ鉢には先月生まれたちびっこ達がいっぱい。
すごい食欲で日々どんどん大きくなる。
日陰とはいっても昼頃には水温がだいぶ上がってしまうんだわ。
だからこの頃は氷を幾つかそっと浮かべてやるのさ。
そうするとちびっこメダカ達は氷の周りに寄って来るんだぜ (´・_・`)
んー、なんとも可愛いじゃないの。やっぱり暑かったんだな?
ちっちゃいけど、お前たちも一生懸命生きてるんだ。熱中症になるなよ。

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ワイルドな畑から持ち帰った野菜たち。こんなハーヴェストな毎日。
今日のお昼はひき肉とナスとシシトウの辛みそ炒め。
でっかいキュウリは乱切りにしてドレッシング漬けにした。
僕は田舎で暮らすことを誰かに勧めたりはしないし、
都会と田舎のどちらかに優劣をつけてみることにも飽いてしまった感がある。
どっちにも魅力はあるだろうし、どっちにも苦痛はあるだろう。
けれどこの目眩のするような夏の一日に限って言えば、
都会のビル街よりも土と草と木に囲まれた場所の方が凌ぎ易いと思うよ。
それと忌まわしい音に悩まされ続けた僕が都会を離れて学んだことは、
常に騒音を出すのは人間だということ。つまり人の在るところ騒音あり。
自然というものは本来無音、もしくは限りなく無音に近いものだ。

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明け方と夕方にヒグラシが鳴く。
カナカナカナ。
デッキの手すりで物言わぬ長女の一日も終わる。
暑い暑いと譫言を繰り返す人間と違い、
僕らは猫たちの寡黙さを学ぶべきなのかも知れない。
もっとも、働きもせず日がな一日寝ているだけならば、
この暑さもまた楽しなのかも知れん。
タイのゲストハウスでひっくり返っていたあの頃は、
僕にとって猫の時代だったのだな。
にゃー。

Robert Plant's The Honeydrippers - Sea of Love




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