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ぶらりごろりぱくり

笹の葉さらさら。
庭のそこいらに生えていた笹を一本持ってきた。
笹という呼び名は「ささやか」から来てるんだそうな。
ふうーん、夏の風情ここに在り。

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たとえばガレージが欲しいですとか、家の補修をまとめてしたいですとか、
ホンダのS800と62年型くらいのクーパーSを所有したいですみたいなことを願うなら、
全部まとめて単刀直入に宝くじが当たりますようにと記せばいい。
そもそも、金銭の価値でしか物を計れないような人間は悲しいものだよな。
だから七夕の時ぐらいはもう少し美しい願いを星にかけようではないか。

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我が家のネコたちも今年で6歳。今からちょうど5年前の七夕の日に、
それまで狭い家の中へ閉じ込めていた1歳のガキ共を野に放った。
あれから4つの季節がそれぞれ5回ずつ過ぎて、
怪我や病気はしたけれど車に轢かれもせず、野犬や猪に襲われもせず、
まあなんとか生まれて6回目の夏を迎えている。

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金で買えないもの。
それはやっぱり実も蓋もない陳腐な言い草だけれど健康なんだろうな。
と、家のあちこちでだらしなくひっくり返っている巨大なネコたちを見てそう思う。
元気でいてくれりゃいいよ。僕はそれ以外なんも望まん。
長生きしてくれとも言わん。

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数日前から夜明け前と夕暮れ時にヒグラシの声が聞こえている。
カナカナカナ。
軒の風鈴がチリンチリンと南部鉄を涼しげに鳴らす。
蚊取り線香の匂いは梅雨明けの気配。
冷茶の汗をかいたグラスは盛夏の証。
また来年の七夕をみんな揃って迎えられるように願いをかける。

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九州は暴れ梅雨。被害が広がりませんように。
この梅雨が明けたらデッキに日除けの布を張ろう。
日陰の下でネコたちが昼寝を貪るために。
SKIN:Babyish-