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ぶらりごろりぱくり

我が家は築39年の古い家だから増築と改築を繰り返している。
建築時の図面が残っていて、それを見ると最初の玄関は旅館のような
格子の引き戸だったらしい。その引き戸をガラガラーっと開け、
今は台所になっている6畳ほどの部分がかつては全部土間で、
そこに囲炉裏なんぞが造られていたりする。
で、表門から敷石の上を歩いて来ると客人を迎えるが如く、
玄関を囲むように庭木が紅葉している。

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思うに、こういった趣向を建築当初から織り込んでいたのだとしたら、
最初にこの家を設計した人はなかなか趣のある人ではなかったんか?
という気がしなくもない。確か建築士は女の人だったと思う。
赤く色づく中で一番背の高い木はヤマボウシ。
漢字で書くと山法師。うむ、なんと風情のある名前の木だ。
初夏には清楚な白い花が咲き、秋には真っ赤に染まって葉を落とす。
山法師もそろそろ冬籠りか。

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その玄関の陽だまりでクレマトップを待つ末娘のしましま。
いくら食っても太らない痩せっぽち。
だけどネコなんて本来このくらいが普通なんじゃないかと思ったりもする。
しましま、なんて安直極まりない名前を付けた日には、
まさかこうして伊豆まで来るとは思わなんだ。

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頬っぺたの傷も治って肥満児全開の長男はモグラ探し。
積もった桜の落ち葉をかき分けて地面を掘りまくる。
昨日の雨で桜もほとんど葉が落ちてしまった。
池に落ちた葉っぱはメダカの隠れ家。
明日はまた雨か。




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