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ぶらりごろりぱくり

中学生の頃は、自分の部屋でコーヒーを淹れて飲むのに憧れていた。
高校生の頃は、ジャン・コクトーの写真を見て猫と暮らしたいなあと思っていた。

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大人になって叶った願いもあれば潰えた夢もある。
歳を重ねると、自分に出来ることと出来ないことがあるのを知らされる。
或る日散歩の途中でヘルメースが現れて、
お前が失くしたのは金の斧か? と尋ねられたら、
僕は「何も失くしちゃいないが貰えるなら鉄の斧で十分だ」と答えよう。
ヘルメースはそうかと言って錆びて刃の欠けた鉄の斧をくれるかも知れない。
されど、金の斧を貰い損ねたと思うなかれ。
幸せは身の丈相応が長続きするものだ。

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さて、一杯190円のブルックスコーヒーを飲みながら、
片肘ついて元野良ネコの寝顔を眺めん。
今夜は二粒、チョコレートを舐めよう。

Janis Ian - At Seventeen




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