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ぶらりごろりぱくり

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夏の大室山は丸い緑の稜線。
南アルプスのような雄大さや中央アルプスのような郷愁はないが、
青空を背に和菓子の如く朴訥とした優しさがこの山の魅力。

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今年の初めからカミさんが庭のあちこちへ花を植え、草を刈り、土を耕して野菜を
育てたから、今じゃ昨年にはなかった色とりどりの花が咲き、小さな畑には夏野菜が
食い切れんほどひしめいている。
東京でも国東でも出来なかったことが伊豆なら可能だったのか、この土地へ来てから
カミさんは我を忘れて熱中する楽しみを見つけたように思う。
僕は一昨日、彼女の誕生日に沢山のポケットがついたエプロンと、小さな剪定鋏を
プレゼントにした。次の日から使ってくれているので気に入ってもらえたんだろう。
今朝はご近所さんに「なんやら一丁前のカッコになってきたね」と言われていたw
何かを心底楽しめるのは幸せなことだ。
どんなものにも楽しみを見い出せなくなったら人は気力さえ失ってしまうから。

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今日の伊豆は心地良く涼やか。お昼前で26℃しかない快適さ。
我が家の扇風機係はちょっと体重を戻して丸味がついた長男。
僕もこの涼しさに便乗して車いじりでもするかな。
木と青草に囲まれた砂利敷きの青空ガレージだと出来ることも限られるんだが、
蚊取り線香を煙幕のように焚けばなかなか乙な田舎ガレージになるものだ。
いつかどこかで古民家を解体した廃材でも貰えたら、ヘタクソなりにガレージでも
建ててみようかなと思ったりもする。

太宰は正月に夏の着物を貰ったから夏までは生きていようと決めた。
楽しみは人を生かす。楽しみは明日を待ち遠しくさせる。
遠くどこかの世の中は大渋滞。
僕は山の麓でひっそりと、庭の夏を眺めている。

Jim Croce - Time In A Bottle




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