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ぶらりごろりぱくり

夜明け前。
たぶんこの冬一番冷え込んだ朝。

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手を伸ばせば天井に掌が付き、床面積はたった2.6畳しかないけれど、
その薄暗さと狭さが至極の居心地を醸すわたくしの部屋。
ちょっと広めのトイレぐらいしかないその部屋を暖める小さなパネルヒーターは、
音もなく、振動もなく、風もなく、匂いもなく、妖しげなイルミネーションもない。
じんわりと、柔らかに暖まる特等席を巡ってネコたちの争奪戦。
今朝は一番チビのしましまがゲット。割り込まれないようにしろよw

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今日は空気が凛と澄んで長い坂道の向こうに海と利島がよく見えた。
利島の左奥にみえるのは三宅島。
坂を下りていくと新島、式根島、神津島も見えてくる。
大分の国東にいた頃も海がよく見えた。
冬は周防灘を行く船や四国の佐多岬が間近に映ったものだ。
東京を出てからの5年間、僕はずっと海の見える土地で暮らしている。
だから「海が見える」ということにそれほど特別な価値を見い出せなくなってしまった。
だっていつも海が目の前にあるんだから。
けれどそれは、ちょっとした贅沢なんだろうと思う。
今朝は天城の山の稜線も雪で白く化粧していた。
雪をいただく山を背に朝陽に光る海。
確かに、ちょっとした贅沢だ。

水色の恋 - 天地真理




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