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ぶらりごろりぱくり

諸般の事情で家のインターホン刷新を画策しているのだが、
二階への配線引き回しが悩みの種なのでワイヤレスにするか?
と、よさげなのを探してみた。
テレビ用のアンテナを作っているDXアンテナっていう会社から出ているのがイイかな?
まず他のメーカーのに比べて感度が良い。デザインが良い。
子機の追加でインターホンの他に一階と二階で会話が出来る。そして値段がお手頃。
実際に送受信が可能かどうかは設置してみない事にはなんとも言えんが、
まあ住宅密集地で使っても感度良好らしいのでソレに決まりかけていた。
ところが思わぬところに落とし穴があったのだ。それは呼び出し音。
まず玄関子機から親機への呼び出し音。



なかなか耳障りなサウンドで攻めて来るが圧巻は室内子機間の呼び出し音。



これはもう完全な聴覚暴力w 25年前のファミコンゲームかよw
一体何が悲しくてこんな音をいちいち聴かされにゃならんのだろうか?

よく都会至上主義みたいな人が都会にはなんでもあるとか、
都会のお姉ちゃんは綺麗だとか、美味しいものを食べるなら都会に限るとか、
なんだか壮大な井の中の蛙みたいなことを言ったり書いたりしているのを目にする。
どんなに綺麗なお姉ちゃんがいても僕には関係ないし、
美味しいものは都会ではなく世界にあると僕は思うし、
彼や彼女が都会にはなんでもあると信じるのは勝手だけれど、
少なくとも僕が日々の暮らしの中で真に有難いと思うのものは都会にはない。
それは「静かさ」だ。

半径数キロに人家が一軒もない土地で暮らしてみれば分かる事だが、
基本的に自然界というものは限りなく無音に近い。
もちろん風が吹いたり雨が降ったりすればそれなりに音はするものだが、
平常時の自然界に音は無いのですよ。
鳥や虫や動物の声は概ね求愛行動に伴うもので、それ以外の時期に大音量で音楽を
聴いたり、朝早くから大工仕事を始めたり、夜遅くまで井戸端会議をしたりする事もない。
僕がもう東京へは戻らないだろうなと思うのは、実をいうとこの音の問題が大きいのです。
忌むべきは生活騒音という邪悪。人間がいれば自ずと音は出るものなのだ。

文字通りに平穏な生活。それは何にも代えがたいものだと思う。
やっと手に入れた静寂。
それをインターホンのファミコンゲームみたいな電子音で掻き回されてたまるものかw
というわけでワイヤレス・インターホンは却下。

Simon & Garfunkel - The Sound of Silence




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