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ぶらりごろりぱくり

年に二回、春と秋に蓼科へバイク仲間が集まって楽しく語り明かすんだが、
今年の春行ったときにカセットコンロが壊れちゃってたんだわな。
あんな単純な構造のくせして、と思うんだが形あるものはいつか壊れるのだ。
だけどこんなもんしょっちゅう使う訳じゃないし、まして春から秋にかけてなんて使う筈ない。
それで調達するのを忘れていたんですな。
で、つい先日ご近所さんと昼飯食ってる時にふと思い出して、
「そういえばAさんの家って元保養所だったんならカセットコンロ余ってないですか?」
と聞いたら新品未使用のをただでくれたw
ただし昭和中期の新品未使用。これぞ正にデッドストック。

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ここいらの家は我が家を含めてこの時代に建った家が多い。
だから建物や建具のデザインも遠い記憶にある昭和40年代~50年代初期。
ああそういえばこういうの在ったよなぁ、って感じのものがそこかしこにある。
そしてその家の中にはレトロみたいな言葉で括られる家財や電化製品が埋もれている。
それは僕にとっっちゃとても馴染み深いもの。
もっと別な言い方をすると慣れ親しんだ水みたいなもの。
長く使われずにいた別荘の中では昭和の時間が止まったまま封印されている。

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僕は時々、東京を離れて住んでいることに密かな喜びさえ感じるようになった。
都会は変わり続けることで都会たる魅力を維持する。
僕はもうその忙しさについていけない人になったみたいだ。
この土地で暮らし始めてから、悠久のネコ世界に少し近づいたのかも知れない。
にゃー。

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