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ぶらりごろりぱくり

東宝のゴジラ第一作が作られたのは1954年。

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これ以降数多ある作品群の中にあって1984年以降に撮られた幾つかの作品は、
一作目を除く全ての作品は「無かったもの」という前提で作られている。
つまり我こそが正統派ゴジラ映画の二作目であり、過去に作られたいかなる作品も
ゴジラ映画ではないというスタンスをとっているのだな (´・ω・`)
これは監督や製作者の慢心だろうか? 否、僕はそうでないと思う。
それはゴジラというブランドに溺れ、安易な商業主義に走った過去を切り捨てる決意の
表れだったと思いたい。
正統派第二作を名乗った作品の全てが名作だとは言い難いけれど、金子修介の撮った
一本だけは第一作の直系を名乗るに相応しい正常進化の作品だったと僕は思う。
なんでゴジラの話をいきなり持ち出したかというとアルファロメオですよ。

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アルファロメオがついに帰ってきた。
思えば最後の後輪駆動車だったアルファ75が生産を中止したのは1992年。
スパイダー・ヴェローチェはその翌年まで販売されて姿を消した。
あれから23年。
アルファロメオはなんだか訳の分からない前輪駆動車ばかりを延々と造り続けてきた。
それはいつか子供の味方に成り下がり、踊りを踊りながらキャッチボールをしたりする
ほどに堕落した惨めなゴジラの姿そのものだった。
狂気と耽美がせめぎ合うようなゴジラの魅力はどこへいったのだ?
と問い続けるジレンマがアルファロメオにもあったと思う。



その名はジュリア。
これこそ、正に荒ぶる高貴な血を表す4枚クローバーの正当な直系。
プロぺラシャフトを腹の下に抱え、
ジュリアの名を冠した生粋のサラブレッドとして還ってきた。
前輪駆動のアルファなんてアルファロメオじゃないよ。
そんなのアルファの名前だけを冠したフィアットに過ぎん。
四半世紀を経てアルファの本気を見ちゃったようで嬉しいです。




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