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ぶらりごろりぱくり

先日珍しく外食しようとカミさんが言うので、
中華屋へチャーシューメンと餃子を食いに行った。
そしたら壁に写真がいっぱい貼ってある。
来店した芸能人でもなさそうだ。
というか、とても芸能人が来るような店じゃないw
なんだろ? と思っていたらコレだった。

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人間にはニャンコと違って自己顕示欲がある。
自己顕示欲は時に自らを高めたり深めたりする力にもなると思う。
けれど、

※すごく辛い物でも平気です自慢
※すごく酒飲みです自慢
※仕事も遊びもすごく忙しいです自慢
※すごくちょっとしか寝てないです自慢
※すごく無駄遣いしました散財自慢
※高速道路ですごいスピード出しました自慢

などというのはもっとも安直で子供じみたものだという気がしてならない。
だって本当に辛い物が好きで、本当に酒豪で、本当に忙しくて、
本当に睡眠不足で、本当に湯水の如く金を使い、
本当に東名高速を300kmで走り去る人は,
きっと誰にも告げることなく黙々とそうしている筈だ。

自分の行為をいちいち人に告げるのは演じる事に等しい。
特に負のベクトルを内包した行為にそれが顕著だと僕は思う。
なぜならその時望む満足は自らの行為そのものに対する満足じゃなく、
それを見た誰かの驚嘆や讃辞という反応に満足したいからだ。
その証に甘党自慢、下戸自慢、暇です自慢、毎日寝過ぎです自慢とか、
欲しいけどお金がなく買えません自慢や、
高速道路で80キロ巡航しました自慢をする人はあまりいないではないか。

中華屋で意味もなく唐辛子を大量投入したラーメンを30分以内に食い、500円の金券を
貰って写真を壁に貼ってもらう行為は、かの人々に一体どんな満足を与えたんだろう?
と、そんな事を考えながら食ったチャーシューメンはなかなか関東テイストでした。
昭和にタイムスリップしたようなあの朴訥とした小さな店が気に入ってしまった。
また行こうっと。伊豆はいいなあ。




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