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ぶらりごろりぱくり

寝室へ置く時計に、真っ暗な夜中でもよく見える常時発光式のデジタル時計を探していて、
文字の色が青じゃなく橙色がイイなと思ってあれこれしているうちに、ヤフオクで時計屋さん
が展示品を安く出品しているのを見つけた。
安心の国産品が定価の3分の1だから問答無用で買いです。
買った後でamazonのレビューを見てみる。
暗いところでも文字が見易い、小さくて場所を取らない、というのが多数派の意見。
でも全体の1割ぐらいに「電波時計なのに電波を拾わない」と星1個の否定的意見があった。

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そりゃあ電波時計を謳っているのに受信性能が良くなければ不満を持つ人はいるだろう。
だけどさ、秒の単位まで正確な時計ってそんなに必要なんか? と思ってしまった僕は、
何事もドンブリ勘定だったタチの悪い昭和育ちなのかも知れん。
ネコのように月日の概念まで無視しろとは言わんけれど、せめて分の単位ぐらいまでは
おおよそのアバウトさで暮らした方がストレスかからないんじゃないか? と思ったりする。

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そんなアバウトで暮らしている我が家も毎朝7時に散歩へ出る。
冬至まで10日余りの今は日の出も遅い。
家から赤茶色く染まった大室山を背に緩い坂道を降りていくと、分譲地の端まで来た所で
海に浮かぶ大島が見える。今は葉っぱが落ちて視界が開けているんだが、ついこの間までは
覆い茂る紅葉でこんなによくは見えなかったんだよな。
海は国東で毎日見ていたから新鮮でもないし感動もそれほどない。
でも時々、この海は豊後水道じゃなくて相模湾なんだよなとほくそ笑んでしまう。

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この世に生きるものに1分は等しく1分だろう。
僕の上にも、ネコの上にも、庭先でミカンを啄ばむメジロの上にも1分は同じ長さで過ぎる。
だから焦ることなかれ。
走っても眠っても、泣いても笑っても、時間は万物に等しく過ぎるのだ。
電波時計の数え間違えた数秒が許せない人よ、
あなたは何をそれほど生き急ぐのだ?

今日の日はさようなら




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