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ぶらりごろりぱくり

新車で買える車やバイクに欲しい物がないから、
新品で買える家具や装飾品に欲しい物がないから、
新しい物と同じ額かそれ以上を払って古い物を買う人がいる。
骨董品とまでは言わなくとも、どこかの時代へ置き忘れてしまった自分の感性を
満足させるのは、どこかの時代に生まれた物たちだったりするのかも知れん。

我が家の庭にはたくさんの木が茂っている。
新築の家や築年の浅い家ではなかなかこういった景色は手に入らない訳で、
庭の広さと共に僕がこの家を気に入った理由の一つが庭木の多彩さだった。

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これはたぶん柚子じゃないかと思う。
なかなか立派な実がついていて、今年の冬至は本物の柚子湯に入れるぞ。
他にもキンカンとかミカンとか柑橘系の木が多いのは伊豆だからかな?
葉っぱが黄色くなる木もあれば赤くなる木もある。
裏庭の一角では日毎赤が増えていくみたいだ。
メダカさんをお迎えする準備も万端。

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ネコと暮らすこと考えて庭の広さを第一条件に探したら、
予算的にどんどん東京から離れて行って伊豆高原になった (´・ω・`)
東京まで特急で2時間。車だと3時間。大室山の南麓。伊豆だけど海も山も見えない家。
ネコたちと約束した通り手に入れた広い庭を耕して20坪のトイレを作った。
使用風景はこんな感じ(使用者:ぷー)

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家の周りは隙間なく緑で囲まれているんで道から母屋はほとんど覗えない。
庭へ置いた椅子に座っていると、どこかの公園にいるような気になる。
僕はそこへ腰かけながら、国東の、あの誰もいない公園を時々思い出す。
どこまでも広がっていた空と、キラキラ光っていた海と、吹いていた風を思い出す。
あそこで生まれ育ったネコたちは走り回って遊んでいた。
だけど今の庭にだって彼らが全力疾走出来るだけの広さはある。
人間もネコも至るところ青山あり。
引っ越してひと月。だいぶ慣れてきたよな。

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