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ぶらりごろりぱくり

口だけな最強台風が長野県の木曽川で土石流を起こしていった。
死亡者が一人出たようで黙祷です。

日本のどこへ行っても鉄道と川と国道のコンボは風情のあるものだと思う。
事故が起きたのも、中央本線と木曽川に沿って南へ下る国道19号線が南木曽駅に
差しかかる少し手前の辺り。木曽川へ注ぐなんの変哲もない小さな川だった。

ここを過ぎた先で川の対岸に読書発電所を見ながらスノーシェッドを抜けると分かれ道。
右は名古屋へ至る19号。左は飯田市へ抜けるR256。
で、このR256を登り始めるとすぐに「大平峠」という矢印を描いた看板が現れる。
この峠道が大平街道。木曽山脈最南端を掠めて飯田へ抜ける最短ルートの峠道だ。
天竜川に沿った伊那谷と、その西側に並行する木曽谷を結ぶ峠道は三本しかない。
一番北の牛首峠。伊那から木曽へ抜ける権兵衛街道の権兵衛峠。そして飯田と南木曽
を繋ぐ大平街道の大平峠と飯田峠。

僕はバイクで何度もこの峠道を走った。
伊那からR361(権兵衛峠)で木曽へ抜けて19号線を南木曽まで走り、大平峠を越えて
飯田から天竜川沿いを北上してくる一周コースは、ゆっくり走って4時間か5時間。
展望の利かない大平街道より、伊那と南アルプスを一望する権兵衛峠が好きだった。
その狭小な峠道は山頭火が越えた頃から変わっていないような気がした。

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僕が伊豆へ引っ越す事になって嬉しいのは、またあの南信州へ足を運べるようになる
事だと思う。カミさんにとっての故郷がこの大分県国東半島なら、僕の故郷はやっぱり
伊那谷を見下ろす高遠なんだろうな。
ここに住んだ3年間、ずっと見捨てられたような気持ちでいた一つの理由は、きっとあの
伊那谷へはもうフラッと出かけられないのだという寂しさだったのだと思う。
ところがどっこい僕は帰るぞ。僕は戻るぞ。
誰かにではなく自分自身に「ざまあみろ。それ見たことか」と言いたい。
諦めずに念じ続ければ、諦めずに想い続ければ、願いはいつか叶うのだ。

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自棄を起こしてバイク捨てたりしないで良かった ヽ( ` ・ω・´)ノ
みんな、行くぞ東日本へw




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