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ぶらりごろりぱくり

向こう一週間の天気予報で最高気温が10℃を下回る日がなくなった。
春は名のみの風の寒さも緩んで鶯が鳴き、菜の花がそこいら中に咲き始めてる。
ネコの冬毛がどんどん抜けて、ついひと月前はこんなに真っ黒だったひでじの顔が、

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今はずいぶん白くなった。

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ひでじとぷーの毛は根元半分ぐらいが白くて先の半分が黒い。
冬毛が増えると体全体が黒くなるんだが、それが抜けると縞が残る。
で、その縞が妙におどろおどろしくて凶悪な顔に戻りつつあります。
美白というより醜白というかんじでしょうか?
時は過ぎ、季節は廻り、人は老いる。

久々に戻った東京で感じたのは剥き出しの情報みたいなもの。
洪水のように溢れる看板や広告。
それは、今そこで何が起きているかを映すモニターのようなものだと思う。
都会の刺激はその文字と写真と絵。そして夥しい数の人間が描く模様。
一時間歩いても広告や看板が一つも無い山の中に帰って来て、
やっぱりここで暮らしながら何か新しいものを「創る」ってのは大きなハンデを
抱える事になるんだろうな? と実感した。
外界から受ける刺激の種類は人それぞれに違う。
海や山や野の花に刺激を受ける人も大勢いるんだろうが、
残念ながら僕の目や耳にそれらは何も訴えては来ない。
だからこの間延びしたような時間の中では、
今年辺りが正念場になるんじゃないんか? と思ったりもする。

いま目の前にあるものを楽しまなくちゃと人は言う。
けれど、今楽しんでいたらあとでもっと後悔するのかも知れない。
春の花や鳥のさえずりを楽しむのは、もう十年後だって出来る事だ。
ネコたちと山の中を歩きながら、
昨日も今日もそんな事を考えています。

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空港で買った舟和の芋羊羹は子供の頃の味。




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