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ぶらりごろりぱくり

日射しが柔らかくなってきた。
こういう色の午後の陽を眼にして、
僕は伊那の権兵衛峠を思い出した。
初秋の権兵衛峠に吹いていた風とか、
誰も登ってこない峠の静かさとか、
峠を降りて食いに行くソーツカツ丼の温かさとか、
そんなものを思い出した。

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この頃、東京へ行きたいなあとはあまり思わなくなった。
でも信州の秋は捨て難い。
昨年は行ったけど今年はどうかな。
お金かかるしなあ。
でも四国の京柱峠へ行った時も感じたんだが、
山の中に住み始めて自然不感症になったような気がする。
折り重なる稜線や滔々と流れる川よりも、
ビルやマンションや自動改札機やジャンクフードなんてものに、
ワクワクと心ときめくようになった僕は何者なんだろう?

あ、田舎ものか。




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