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ぶらりごろりぱくり

今日は立秋。
でもこの夏一番の暑さだったような気がする一日。
今もまだ暑いから熱帯夜かな?

髪を切りに行って帰りにスーパーへ寄って、
頼まれた買い物ついでにピーマンを買った。
5個で100円。
つやつやで大振りのピーマンを今夜食ってみた。

今年、この家の婆ちゃんの畑ではピーマンが不作らしい。
ほぼ壊滅状態ぐらいに採れないらしい。
工業製品じゃないからそういう年もあるんだろうな? と思う。
僕はここへ越して来るまで、この家の畑で採れるピーマンが大好きだった。
心の底からウマイと思ったから昨年は東京にも送った。
今でも、食べたい時に食べたい量だけ食べるなら「超」が付くほどウマイだろう。
でも今年はほとんど採れないから店で買った。
5個でたったの100円。
「超」が付くほどうまくはないけど普通にはうまい。

僕にとっては、
どんなにおいしい物でも食い続ける事は苦痛でしかない。
どんなにおいしい物でも食う事を強いられるのは恐怖でしかない。
だけどどんなに極上の音楽も、どんなに極上の映画もそうであるように、
それ一つだけを一生味わい続けたんじゃ「良さ」は永遠に理解出来ないと思う。
自分が日々食っているピーマンがどれほど美味であろうと、
他のピーマンを知らなければただの無知と変わらない。
たくさんのものを味わなければ良いものを見抜く眼は養えない。
自分の畑で採れるものだけを食べ続けている人も、
本やネットにおいしいと書かれたものだけを食べ続けている人も、
僕は無知に等しいとさえ思う。

今夜初めてクツワムシの声が聴こえた。
これはもう騒音以外の何物でもない。
秋はまだ遥か彼方。

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