今週はけっこう忙しいですよ

くつした問題が解決したらひでじが喧嘩で怪我。
頭と耳の付け根。あとは肩甲骨辺りの背中をサックリやられてた (T_T) でもどの傷もそれほど出血もないようで、喧嘩常勝の本人としては今までにない苦戦で少々ショック状態というところ。食欲もあるし、あとは寝て過ごせば数日で復帰するんじゃないかな? やれやれだわ。
猫の皆さんたちよ、この世知辛い浮世を生きる人間はな、そういつもいつもきみらのことばかり考えてもいられないんだぜ。いい加減にせえやw

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さて今日で3月もおしまい。伊豆高原の桜のトンネルはこの週末が満開かな? うちの枝垂れ桜はソメイヨシノがピークを過ぎてから満開を迎える。今んところ4~5分咲きというところでしょうか? 昨夜からの吹き荒れている春の嵐のせいで、咲いたばかりの花が根元から千切られているけど、今週末くらいには咲き揃うようなかんじ。今年もまたこの季節がやってきました。

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そろそろフィットのスタッドレスを夏タイヤに履き替えなくちゃいけません。が、今週はいったん冬へ逆戻りとかいう予報も出ているんで、まさか伊豆で積雪があるとは思えんが、念のため交換は今週末まで伸ばしておこう。僕はね、石橋を30万回叩いてからじゃなきゃ渡らない人なんだよ。

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夏タイヤを引っ張り出していたら、長女が見てるだけでなんも役に立たないお手伝い。お前な、うちの車にならいくらでも足跡つけて構わんが、ご近所さんの車には乗るなよ。泥のついた足跡見つける度に、菓子折り持っていくのはオレや奥さんなんだから。

そうそう、明日は新元号の発表だっけ。
あれから30年経ったんだなあ。
さくら、さくら、春陽にゆれる。


これで終わりにならない

脱走5日目にしてようやく帰宅したくつした。

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脱走脱走というけれど、完全室内飼いの猫が逃げ出したのとは意味合いがちょっと違うんだと僕は思う。実は国東にいた時からそうだったんだが、我が家の猫たちにとっちゃ自分の行動半径イコール自分の家なんだろうな。だから「家に帰って来ない」というのは人間の視点とか価値観であって、彼らにとってみれば「その部屋には入らない」くらいの感じなんじゃなかろうかと。

向こう三軒くらいの範囲をウロウロして、他所さんの軒先にあるカリカリをつまみ食いして、雨が降ってちょっと寒いけれど我慢できないほどじゃない。暖かさに釣られて「あの部屋」へ入り、もう一度病院へ連れていかれるよりはしばらく他の場所に居ようくらいの感覚だったんじゃなかろうか? という気がしてならん。

例えて言えば親と喧嘩した子供がヘソを曲げて、自分の部屋に鍵かけて閉じ籠るようなもの。一晩くらいは机の前で腕組みしながら口をへの字で頑張ってみるものの、2日目になるとお腹も空いてくるし甘いお菓子も食べたくなる。
みんなが寝静まった夜中にこっそり階段を下りて、台所の冷蔵庫を漁ったりするが、大したものもはいってなくてチっと舌打ち。で、空腹に耐えかねて3日で降参w

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なんだかくつしたの家出はそれと同じような気がしてきた。まあどうでもいいか、帰って来たんだから。
と思ったら今度は次男のひでじがどこかで大喧嘩。雨でずぶ濡れ&そこいら中にひっかき傷を負って帰宅。もうホント勘弁してちょ。
これから猫と暮らそうとする人にアドバイス。絶対女の子の方がいいよ。人も猫もオスは駄目だオスは。

兄かえらず

兄ちゃん帰って来ないなあ、と思っているのかどうかの末娘。

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日曜の昼前にブチ切れて飛び出して行ったきり、月、火、水と3日間帰らないくつした。日曜夜からの外泊だから昨夜で4泊目か、こりゃあちょっと長くなるかな。
ご近所さんから届く目撃証言も幾つかあって、中には首輪の色までちゃんと一致した信憑性の高いものも。その目撃証言がすべてくつしたなら、ほんとに家の近所をウロウロしているだけなんだよね。庭の隅へカリカリを置いているFさん宅もあるし、うちもデッキの下へ寝床の段ボールとご飯を置いている。だから食うのには困らんだろうと思う。

道に迷って帰れないわけじゃない。近くにいるのに帰って来ないのは、それだけこの家と住人が彼に嫌われてしまったからなのだろう。
だけどなあくつした。病院行かずに放っておいたら、尿毒症起こして死んじまったんだぞ。と言っても猫様は聞く耳を持たんだろうし、聞く耳持ったところで「そうか分かった」とは言わんだろうw

僕は幾らでも嫌われて構わんが、奥さんが心配しているからそろそろ帰ってきたまえよ。それにな、お前が行方不明になったり、どこかで行き倒れでもしたら、お前たち兄妹を取り上げた母猫のエリカに申し訳がたたんのだ。

くつした、こっちの水はあーまいぞ。

さくらさくら

くつしたは3日間入院して金曜日の朝にやった血液検査で腎臓の数値が正常値に戻ったから一時帰宅。二晩家で過ごしたあと、今日病院へ連れて行く途中にケージの中でおもらししたのが幸いして、「おしっこ出るならもう詰まることもないでしょう。再入院しないでお家へ帰っていいですよ」と言われた。良かったな、くつした。
心配してくださった方々、ありがとうございました。

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という訳で一週間の入院と隔離から解放された直後にお決まりの家出w こいつは家の中で何か嫌なことや怖いことがあると必ず家出をする。でもまあ今夜遅くか明日の夜には戻って来るでしょう。もうチンチンに入れていたカテーテルも抜けているし、走って脱走していく元気もあるし、そんなに心配していない薄情な飼い主なのであった。
なんだかやっと肩の荷が下りた気がして今夜はくつしたの快気祝い。コージーコーナーのケーキとケンタッキー・フライドチキンを買ってきました。でも本人は絶賛家出中というw

これからはくつしたも一生療養食生活。お馴染みヒルズのCDだけど昔と違って今はたいそう美味しいらしい。うちでも長男や次男は全然嫌がらずに食べてくれるし、彼らの残りをガールズが漁ったりもしている。昔はね、なかなか食べてくれなくて、そんな不味いものしかあげられなくて気の毒だった。お財布にはちょびっとだけ優しくなくなるけど、もう6匹全員CDにしちゃうか、という案も出ている我が家なのである。

伊豆高原には立派な桜並木があるんだけど、我が家のある別荘地内にも300mくらいの桜並木が続いている。伊豆とは言っても標高が高いからソメイヨシノが咲くのは下界よりちょっと遅れている。そんな山の上でも今日はちらほらと開花し始めたし、うちの庭にある枝垂桜にも二つ花がついていた。
くつしたの件が大事にならず結着して、これで我が家も心置きなく春爛漫というところ。

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今年は寒い。今年は暖かい。毎年毎年いろいろ言ってみるものの、気がつけば同じような頃に同じ花が同じ場所に咲いているもの。
今はまだちょっと冷たい風に吹かれながら庭から大室山を見上げれば、ついこの間まで真っ黒焦げだった山肌にも、薄く緑が注し始めているじゃないか。
桜の枝にはホーホケキョの鶯。その下の池にはオタマジャクシと冬を越したメダカたち。さあ枯れ庭に桜咲け。

ゆるせくつした

くつしたが入院した。

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日曜日の夜にトイレに座っているのを見て、くつしたが家の中のトイレ使うなんて珍しいなと思った。普段はたいてい庭のどこかでしてくるからね。特にくつしたは場所が決まっていて、裏庭か台所横の東庭で用を足す。翌月曜日の午後にも2回、部屋のトイレに座っていたんでこれはもうおかしいと気づいた。
うちのボーイズは今までにも何度か尿結石や膀胱炎の兆候が出て、おかしいと気づくとすぐに療養食のSD (結石を溶解させる効能がある) を食べさせながら抗生物質で切り抜けてきた。その後も次男のひでじと三男のくつしたは、普通のカリカリとCD(腎臓系療養食)を半分ずつ与えている。
トイレに座っているのを見てすぐにネットでSDを注文したんだけれど、今回は予想以上に症状が進行していたんだわ (T_T)

火曜日の朝起きたら呻き声をあげているんで去勢手術以来7年ぶりに病院へ。エコー撮って、尿道にカテーテル入れて、血液検査してそのまま入院と相成りました。検査の結果はぎりぎりセーフというところ。先生の表情からも、予断は許さないけどヤバい感じではないと窺えた。幾度も重篤な場面に遭遇してくると、医者の表情と言葉の選び方でなんとなく病状が分かったりするもの。今回は言葉通り、ぎりぎり間に合った感じでした。

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もうこれは完全に保護者のうっかりミス。
今まで数え切れないぐらいこういう場面に遭遇しているのに、やっぱり万全の備えと体制が維持できない駄目な飼い主なんだな。僕がいつも口にする今際の際の後悔というのは、こういった自分の無力さに尽きるのだよ。

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明日の血液検査で腎臓の数値が落ち着いてきていれば、いったん自宅へ帰してもらえるらしい。尿道にカテーテル入れたままなのでオシッコ垂れ流しだけれど、遅まきながら畳一畳ほどのペットサークルとペットシーツで万全の体制。それからこれを機に3ボーイズは全員療養食CDに切り替えることにした。そりゃあキャラット・ミックスに比べりゃ高価だけどね、山で見つけた6つの命は金じゃ買えんでしょう。その分働いて、自分の楽しみにかける金を削ればいいだけ。

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ところで今回から獣医さんを替えてみた。我が家から5分の病院は近くていいんだけれど、なんだか開業から5年近くが経ってちょっと評判が落ちてきたような (´・_・`)
確かにある時期から急に商売っ気が旺盛になったような気もしていたんだよね。だから少し遠くなるけど車で15分くらいのところに新しく開業した動物病院へいってみた。若い先生でなかなかテキパキしていて頼もしい。余計なことはやらないし言わないみたいな感じ。ううむ。いい病院見つけたかも。

田舎者であること

春はあけぼのというけれど、午前5時に猫たちへ朝ごはんをあげてからカーテンを開けると、もう東の空がだいぶ明るくなっているんだよね。ちょっと前までは真っ暗闇だったのに。今週の木曜は春分の日。いよいよ火を焚く季節ともお別れか (T_T)

夏が終わって秋が来て、冬へと移り変わっていくときは揺り戻しもなしにスーッと季節が移ろいでいく気がする。けれど冬から春になる時は三寒四温。三歩進んで二歩下がり、生みの苦しみというのか、お楽しみはタメが効いているというのか、早春賦という歌の歌詞にもあるように春は昔っから人々の心を焦らしながらやって来るんだろう。

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だけどうちのしだれ桜も蕾が赤く色づいてきた。
もう伊豆高原の駅の近くでは大寒桜が盛りを過ぎているけれど、桜並木のソメイヨシノはまだまだ気配すらない。順序で言えばしだれ桜はソメイヨシノの後だからなあ。毎日枝を見上げて切々と待つのも風情というもの。
僕は春ならまだ少しは待つ楽しみもあるけれど、そのあとにやって来る夏は嫌いだよ。季節なんて春と秋と冬だけでいいや。四季を詠う日本に季節が四つ必要なら、早春と秋と晩秋と冬の四つあればいいですw

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都会に流れている時間軸から遠く離れた田舎に住んでいるとね、たとえば新しく出来たお店だとか、どこそこで始まったなんとかフェアだとか、新製品のナンタラだとかいう現在進行形の世相に惑わされることなく、なんと言えばよいのか、人生本来の速度で流れる景色が見えてくるものなのですよ。

新幹線の車窓から見る景色と、鈍行列車の窓を流れる景色とじゃ見えるものは違うじゃん? 大型バイクでかっ飛んでいくツーリングは刺激と興奮に満ちているかも知れんが、自転車で走れば路傍に咲く花や虫の声に気づけると思う。どっちがいいかは各々が決まればいいこと。

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コーヒーと一袋100円のビスケットを持って手入れの悪い庭に座れば、春と夏と秋と冬だけでなく24の節季が頭の上を過ぎていく。冬が力尽きれば早春。春爛漫を経て若葉の頃。ホトトギスが鳴いて卯の花匂う夏は来ぬ。
刺激も興奮もお金もないけどね、その代わり奥さんと猫と季節のある庭と古いおんぼろスポーツカーのある暮らし。これで宝くじが当たれば言うことなし。

今夜はたくさん猫に触ろう

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しばらく外仕事がないので、その時間を使って庭仕事を命じられた。ミカンの木を2本切り倒して、そのうち1本は根まで掘り起こす。掘り起こしたらそこへ別の場所に植わっている紅葉を掘って来て植え替える。
あとは強風で折れたビワのぶっとい枝を始末するのと、直径40cmぐらいになったヤマアジサイの密生した根を全撤去。もうそれを聞いただけで眩暈がしてしまいますよ (T_T)

仕事が休みだからといってBBA2人がアレもコレもと好き勝手な命令を次々に発する訳だが、一体何が悲しくて休みの日に庭の穴掘りだの木こりの真似だのしなくちゃならんのだw
しかもそれが終わったら今度はポストを直せやら藤棚を作れと言い出しやがる。あのな、オレは猫には傅く下僕だが、お前らの下男じゃねーっつうの (´・_・`)

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と心の中では罵詈雑言を吐きつつ木こりの真似をする私は、やっぱり2BBAの下男なんだろうな。まあね、木を切り倒すのはそれほど大変じゃないんですよ。うちはチェーンソーとかないけど、ノコギリで地道にギコギコ切ったっていつかは切り倒せるもの。大変なのはその始末なのだな。
この写真のミカンの木で高さが3mくらい。重さは40キロか50キロはあるんじゃなかろうか? これをズルズルと庭の隅まで引っ張って行く様は、さながらピラミッドの建設に駆り出された奴隷そのものだぜw

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で、ズルズル引っ張っている時に車屋さんから電話があって、工場のスペースが空いたからロードスター持っておいでと嬉しいお知らせ。そうだよ、休みの日ってのはそういう楽しいことに使うもんだよ。
まずフィットに載せたタイヤを届けるついでに、昨年末に買ってから一度も替えていないオイル交換してもらい、一度家に戻って今度はロードスターでとんぼ返り。
いわゆるスローパンクチャーってやつですな。もう古いタイヤなんで、たぶんひび割れてエア漏れを起こしていたんだと思う。ゴムだってカッチコチで、「よくこれで走ってたね」と言われてしまった。確かにタイヤ替えたら乗り心地が213%ぐらい向上した気がする。

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帰ってきたらご近所さんにお昼ご飯誘われて、そのほかにも朝から夕方まであれやこれやでなんだか慌ただしい一日だったな。猫たちともあんまり話ができなかった。ごめんな、しま兄。明日は地区の自治会に出なきゃならんし、庭仕事も大工もやらんで自分の好きに時間を使うぞ。

今夜はたくさん猫に触ろう。

かなしみのむこうがわ

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先週の金曜は奥さんと、我が家に逗留している彼女の従姉を連れて西伊豆の松崎へ行ってきた。「田んぼを使った花畑」ってやつ。なんでも予算不足の為に昨年で終わりになる筈だったのが、有志たちのクラウドファンディングが功を奏して今年も開催となったそうな。

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良く晴れて富士山もきれい。
僕は外仕事で月に2回は西伊豆へ行くけれど、やっぱり遊びで行くのは楽しいもんだよ。一面の花畑と富士山に2BBAも大はしゃぎ。
半月前に母を亡くしたとは思えない奥さんの笑顔は、たぶん彼女が納得し切って母を看取ったからなのだと思う。これから時が経てば、彼女の中に寂しさや悲しみが滲み出てくるのかも知れないけれど、それからもっと時が経てば、その寂しさも哀しみもきれいな思い出に変わるだろう。

どんなに時が経っても変わらないのは後悔だけ。自分の願いが叶わなかった後悔ではなく、自分の夢を実現出来なかった後悔でもなく、誰かに対して無力だったという後悔だけが、いつまでも消えない熾火のように燻り続ける。
でも彼女は実の母に対してできることは全てやり、言えることは全て伝えたんだろう。故に後悔もなく、その姿はどこか清々しくさえ僕の目に映る。だから僕には国東の母娘が理解しあい、美しく別れたのだろうと思えてならない。
姉妹のような従姉と楽しげに笑う彼女の笑顔は、僕の最上の喜びでもあるのですよ (´・_・`)
松崎から帰った2BBAたちはそのままDHCの赤沢温泉へ出かけて行った。遊ぶことにかけては元気一杯だわ。

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これは会社の人に教えてもらった松崎のおいしい桜餅。
僕が外仕事に行っている会社は地元伊東の小さな会社。社員もみんな伊豆の人なんで、観光客が押し寄せない店や場所をよく知ってるんだわ。もっとも今どきは情報がネットへ流れた途端、「秘密の店」なんてのは無くなっちゃうご時世だけど、それでもひっそりと営業してる良いお店がある。
ここの桜餅は所謂関東風でも関西風でもない。言ってみれば松崎風というか伊豆風というか、どちらかというと柏餅に似てるかな?
松崎は桜餅に使う桜葉漬けの大産地だそうで、日本国内に流通する桜葉の7割を作ってるんだってさ。おいしいから松崎に行った人は買ってみるがよろしw


温む季節

毎年のことなんだけれど、秋口から始まる長男と次男のトップ争いが春になってようやく終わりを告げる。寒さが緩んで陽射しが春めいて来たなあ、という頃になると、あの気難しかったしま兄の表情も、冬の間とは見違えるように穏やかになって来るのだ。

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それと同時に毛並みも柔らかくなって、身体を撫でまわしても突然ガブリと噛んだりはしなくなるんだ。イソップ寓話の北風と太陽みたいに兄弟の本能的な争いを鎮めるには、人間がいくら水をかけたり毛布や段ボールで衝立を作ったりしても駄目なんだな。
大室山から山焼きの灰が降り注いで、それを見た冬将軍が出番は終わったと北へ帰っていき、天城の稜線を覆っていた雲間から太陽が顔を出せば、気難し屋の大長男しま兄の心にも身体にも春がやって来る。

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うちのしだれ桜も小さな小さな蕾をつけ始めた。水が温んで冬の間仮死状態だったメダカたちも泳ぎ始めてる。国東の母堂は春を待たずに天に召したけれど、きっとあの国東の広い空のどこかで、義父との再会を喜んでいるだろうと思う。
奥さんも帰って来て、駐車場には何十日かぶりで2台の赤い車が並んでいる。庭のウグイスも、もう上手に鳴けるようになってきた。

山頭火曰く、窓を開けて窓いっぱいの春。

帰ってき〼た

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先週火曜日に義母の葬儀が終わり、翌日宵の口に別府を発つ大阪航路のさんふらわあで帰ってきた。最近じゃ1年の半分くらいは日本にいるんじゃないか? と思われる英国在住な奥さんの従姉も連れての3人旅。3人乗ったら飛行機で移動するより車の方が旨味がありますな。

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天気が悪くて陰鬱な大阪入港だったけど船旅はいいよね。ベッドで眠れて身体は楽だし、なんといっても伊豆まで走る距離は半分以下で済む。
東日本住まいの僕はどうも大阪以西の地名や地理に疎いんですよ。だから車を国東へ運んだ時も、大阪を越えてから四国に入るまでがダークゾーンなんだな。あとどのくらいかかるのか、今どの辺りを走っているのかが「感覚」として全然分からない。
だから帰り道が大阪からだと、家までの距離と時間が感覚として掴めるんで精神的に楽なのだ。
朝7時に大阪の南港を出て、途中何度か休憩しながらでも午後1時には伊豆へ帰り着いた。新名神、伊勢湾岸、新東名が繋がったのが早さと快適さの理由だと思うよ。

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1月の20日から40日近くもしんと静まり返っていた我が家。奥さんだけでなく僕まで留守にしていた間も、猫たちの為にご近所さんが一日一回カリカリと水を補充に来てくれた。我が家の猫は出入り自由だから、充分な食べ物と雨風しのげる寝床があれば人間なんてどうせ不要なんだろ? という気がしなくもない。
だけど突然人間が3人帰って来て家の中が騒がしくなると、猫たちはわらわらと人の周りへ寄ってくる。歓迎するでもなく、興奮するでもなく、だけどなんとなく「家族」みたいな親しみと距離感を醸し出しつつw
やっぱり彼らも猫だけで暮らすよりは、遊んだり、撫でたり、時には缶詰やちゅーるをくれる人間と暮らす方がいいのかもな。と、そう思っていなけりゃ甲斐が無さ過ぎて猫とは暮らせんよ (´・_・`)

また元通りの時を刻む音が聴こえ始めた我が家。
だけど今日はしとしと冷たい雨の日曜日。