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ぶらりごろりぱくり

庭の人工池や大火鉢にはメダカさんがたくさんいるんだけれど、
家の中に置いてある直径20センチ余りの小さな手あぶり火鉢には4匹だけ。
1リットルの水に1匹ぐらいが理想なんだそうな。

この4匹の中に1匹だけ他より身体の小さなメダカがいる。
で、毎朝パラパラパラとメダカフードを振り撒いてやると4匹が一斉に
食べ始めるのだが、一番のチビが食べようとすると大きな奴が邪魔するんだわ。
食べきれないほど餌を入れてもやっぱり追いかけ回されてチビは食えない。
だからいつまでたってもチビのまま。
そしてチビは泳ぎ回ることもせず、いつも水草の根に隠れてじっとしている。

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よおく観察していると追いかけ回しているのはいつも同じデカメダカなのだ。
そいつがいわゆるいじめっ子。今風にいうとパワハラ上司みたいにクソな奴だw
我が家の次女であるぷーは正真正銘のいじめられっ子で、
たぶんこういった類の子からは周囲に対して「いじめたくなるオーラ」が燦々と
発せられているのではないか? と思ったりもする。
6兄妹の中でぷーをいじめないのは長女のちーだけ。
唯一血の繋がった姉妹だからかも知れん。
あとの男兄弟や元ノラの兄妹は隙さえあればぷーにちょっかいを出している。
だからメダカの世界にもぷーみたいな子はいるんだろう (´・_・`)

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直径20センチの手あぶり火鉢に溜まった水の中。
そんな小さな世界なのになんでまた力関係を確定しようと躍起になるのか?
猫の世界も、人の世界も、縮尺が違うだけでメダカとほとんど変わらんじゃないか。
僕はメダカのぷーをアルマイトの柄杓ですくい上げ、外に置いてある大きな火鉢へ
移してやった。
もしかすると、メダカのぷーは新しい世界でもいじめられるのかも知れない。
でも何倍も大きな火鉢の中には隠れるところもたくさんあるだろう。
同じくらいの大きさの友達もたくさんいるだろう。
だからきっとうまくやっていけるんじゃないか? と僕は勝手に思い込んでいる。

遠い世界に - 五つの赤い風船
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