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ぶらりごろりぱくり

我が家の大型連休はご近所さんから貰った畳の解体。

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これを畑に敷いて夏野菜を植えるんだそうな。
ナス、ピーマン、シシトウ、バジル。
またひと夏お世話になる野菜たち。
豊作を期待していますよ奥さんw

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国東の山中と変わらない我が家の庭は緑一色。
グリーングリーン。

The New Christy Minstrels - Green Green
明後日からいよいよ黄金週間。
うちは先週末から先取りしてしまったんで連休中は自宅待機。
毎年5月の連休は夏休みや年末年始よりも阿鼻叫喚の伊豆半島。
こんな道まで車が繋がるんか? というぐらい人と車があふれる。

東京に住んでいた頃には年に一度行く国東の山や空や海が有難かった。
でも似たような景色の伊豆に暮らしていると国東へ行っても有難味が無いw
だって山があって空があって海があって伊豆とおんなじじゃんか (T_T)
違うのは人間と車の数だけ。
伊豆ももう少し人が少なくなると暮らし易いんだが、そうなるとこの伊豆独特の
田舎に漂う都会文化臭みたいなものが失せてしまうんだろうな。

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青草が凄まじい勢いで地面を覆っていく庭で長女と遊ぶ。
名前は知らないけれどいろいろな花が咲いて、
そろそろホトトギスの声も聴こえる頃になって来た。
毎年春にはちょっと細面になる肥満児の長男も草の匂いを嗅ぐ。

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くんくん。
緑の匂いがするか? 生まれ育った国東の山と同じに匂いか?
三月の終わり頃にエリカが自分の子ではない子猫を育てていると聞いて、
ああ、元気でやっているんだなあと会うのを楽しみに国東へ出かけて行った。
ところがその子猫も、エリカも、もう半月近く姿を見せないらしい。
国東でもたらされる情報はいつも諸説紛々というか玉石混交というか、
要するに根拠不明で曖昧で不確定要素に満ちていることが多い。
この場合、半月ぐらいご飯を食べに来ないという話の「半月」が極めてアテに
ならない部分で、正確にはいったいどのくらいの期間姿を見せないのか不明だ。

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だけどいつもエリカと一緒にいた「ブチ」という高齢の雌は姿を見かけたし、
その他の野良仲間も皆見つけたけれど当のエリカがやっぱり見当たらない。
6年もの間、毎日カリカリを食べに来ていた不妊手術済みの雌猫がある日を境に
忽然と来なくなって半月も経つ理由は一つしかないだろう。
つまり、不慮の事故か病気かで命を落とした以外には考えられないと僕は思う。
義兄さんの言う「半月」がサービス精神に満ちたいつもの盛り過ぎ誇張だったとしても、
それが2日や3日の行方不明でないなら事態は楽観出来ん。

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ネコの場合、忘れた頃にひょっこり帰ってくる可能性も捨て切れんとは思うが、
それは安否を案ずる者の勝手な願望でしかない。
亡骸を見ないうちは死という事実を受け入れ難いけれども、
状況から考えればどこかで天に召されたと思って間違いないと思う。
いつか国東から「エリカ帰って来たよ」というメールが届くのを期待しながら、
僕はくつしたとしましまの顔を見て心の中で手を合わせる。
だけど生きていればいつか、どんな形でか命は潰えるものだ。
その時を嘆くばかりでなく、その時に至る過程を讃えようじゃないか。

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黄金週間を前に国東はもう新緑の季節。
家も道もネコたちと暮らした思い出も緑が覆い隠す。
もう世界中が「緑!」というかんじ。
やっぱり緑の世界には赤い車が似合うよね。
銀色の車はスーパーの駐車場で探すのに苦労するよ。

国東へ来てからまだ鹿の姿を見かけない。
緑溢れて食べるものさえ足りていれば、
彼らも人間の近くへは近づいて来ないんだな。
そういう意味で春は思いやりに満ちている。
春うらら。


この空の青さと高さと広さが国東。
春の空はいつも霞んでぼんやり。
でも伊豆にはない満天の碧。

一歩家を出れば山の中。
草の陰や廃屋の中から、
ネコたちが駆け出して来そうな気配。
我が家の6匹の生まれ故郷。
あいつらはこの山で育ったんだよな。
この山を走り回って大きくなった。

故郷は遠きにありて想うものなり。
国東2日目の朝。


想夫恋と書いて読める人や分かる人は少ないと思う。
大分に来たら恋夫想の焼きそば。
宇佐神宮よりも湯布院よりも日田の焼きそば。

一年振りでIさん夫婦にも会った国東参り。
あとはやっぱりからあげだろうな。
ネコたち、留守番たのんだぞー。
関係各位。

明日から5日間、国東へ行くことになりました。
連休明けに行くつもりだったけど仕事が突如ぽっかり空いたんで前倒し。
ネット環境絶無な山中の一軒家にガラケー夫婦が投宿するという、
アナログな80年代テイストに溢れた5日間となるでしょう。
ネコたちの世話はご近所さんに頼んで明日の早朝発。

車で行こうと思ったんだけど、
突然の前倒しで心の準備が出来てないから飛行機になった。
ちょっと楽しみにしていた長距離ドライブだったんだけどね。
伊豆から羽田へ行くのは時間通りに着けるかというプレッシャーと、
駐車場から搭乗ゲートまでこれでもかと歩かされる距離にいつもウンザリする。
次からは絶対車で行くぞ。
街にあるのは1回100円のモグラたたき。
田舎にあるのは本物のモグラたたき。

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1回100円のモグラたたきは叩くと点数が上がるだけだが、
田舎のモグラたたきは死人が出るでw
1匹のモグラに3人がかり。
明け方はひどい雨だった。
風が吹き荒れて横殴りの雨。稲妻が光って雷が鳴って。
ネコたちは押入れや机の下へ逃げ込んでいく。
桜もほとんど散っちゃったよ。

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昼間はちょっと陽が射してへんな温かさ。
三寒四温というか一寒一温。
春と秋がどんどん短くなっていく。
季節が夏と冬だけになっていく。
つまりあれだ。
熱帯化。

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さすらいの次女。
飄々と、孤高のイザベラ・バード。
心ここに在らずの旅女。
お前は春よりも秋が似合うぞ。

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その兄の次男。
強さは優しさ。怒らず、騒がず、取り乱さず。
実の兄弟姉妹よりもなぜか血の繋がりのない三男三女と仲がいい。

ネコにとっちゃ桜が咲こうが散ろうがどうでもいいこと。
人間は彼らの立ち振る舞いに風情や気品を感じて喜ぶが、
彼らは目の前の快楽だけしか愛さない。
食う、寝る、遊ぶ。
その潔さは桜の如し。

Junk - Paul McCartney
満開。

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あちこち補修が必要な築40年の家には、
樹齢40年以上の桜の木がもれなくついてきた。
ペンキが剥がれたら塗り重ねればいい。
瓦が割れたら取り換えればいい。
窓や戸が傾いだら建てつけ直せばいい。
僕たちやネコたちの身体と違って家は幾らでも取り替えが利く。
それは故障がないことと燃費がいいことと税金の控除がある以外、
僕にとっては他に何一つ取るところのない新車を買うよりも、
ちょっと手がかかっても古い車を買う方が日々の満足を味わえるのに似ている。
満足は人それぞれ。愛する対象も人それぞれ。

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満開の桜の下でラブ・ガイのぶっかけ飯を食す。
暖かくなって俄然元気を取り戻したパクチーをこれでもかと投入。
木漏れ陽と、心地良い風と、パクチーとレモングラスの味に、
僕はちょっとサメット島のビーチにあった安レストランを思い出した。
ペナペナのスプーンとフォークはバンランプー市場で買ってきたもの。
安物の銀器に絡みつく卵の黄身は熱帯の思ひ出。
うまー (´・_・`)

ところで、
たくさんネコのいるご家庭では集合写真を撮るのが難しいと思う。
仔猫の時はいつでもくっついていた彼らも、歳を重ねる毎に相性が現れて、
まるで葬式の時にしか揃わない人間の兄弟姉妹みたいになる。
今日は奇跡的に6匹が1枚の写真に納まった。
我が家の場合こんなことは1年に1度あるかないか。
たいていはネコ嫌いの次女が欠けてしまうが今日は逃げ遅れたらしいw

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桜が散ればやがて青葉の季節へ。

チョットマッテクダサイ - ゴールデン・ハーフ
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