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ぶらりごろりぱくり

今週は外仕事が休みなので今日は庭木の剪定。
道路に出張っている枝を放っておくと、口うるさい人に文句を言われたり自治会に密告されたりするぞw
うちの前なんてほとんど誰も通らないんだが、一応わたくしは地区の副会長と班長を兼任する偉い役職人なのだ。だから率先して街の美化に努めねばならない。というか、いつかは切らなきゃいけないから暇な時に切っておくのさ。

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キレの悪い剪定バサミでちょきちょきちょき。
あっという間に一輪車2杯分の杉と檜が山盛り。誰かクリスマスの飾りに要りますか? そういえばこの前羽田空港で買い物をしたときはすっかりクリスマスムードだったなあ。田舎は眠気を誘うけれど都会は夢を掻き立てるよ。
1時間半ほどかけてあっちで伸び狂っている薔薇を切ったり、こっちでボーボーになったツツジを切ったりして、11月の下旬だというのに汗びっしょりになってしもた。

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いつでもどこでもベッタリついてくる長女のちーと庭でお茶していたら、どこかでグオー! ギャオー! という兄弟喧嘩の声。
水道のホースを片手に駆け付けたんだが間に合わず、闘いのゴングが鳴り響いてしまった。というわけで長男と次男のガチバトル開始。もうがっぷり四つに組んで、頭からホースの水をドバドバかけても離れやしない。
久々の壮絶なバトルを制したのはやっぱりひでじ。連戦連敗の長男しま兄は左の耳たぶから激しく出血で過呼吸状態。

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毎年今頃になると必ず一回は流血の惨事が起きる。ご飯は等しく貰えるのだし寝床は幾らでもあるのに、いったい何が彼らの闘志にここまで火をつけるのだろう?
怒りの雄叫びをあげながら転げまわる男兄弟の横を、ツンデレの長女が涼しい顔ですり抜けて家の中へ消えていく。この温度差が、僕には男喧嘩の無意味さや空疎さを物語っているように思える。

ううむ。しま兄の傷口が化膿しませんように。
これまで15年くらいの間、毎年春と秋には蓼科のキャンプ場でバンガローを借りて一夜宴会を続けてきたのだが、この春先にそのキャンプ場が突然閉鎖になってしもた。
んで別の遊び場所を探すのが面倒だったので放っておいたら、僕以外の誰もが同様に面倒だったらしく、代替地が見つからないまま春も秋もシレーっとお流れになりました。
結局のところ次の場所を探すやつがいなかったということは、自分を含めてあの催しの継続を望んでいる人が誰もいなかったということなんだろうね。まあ15年もやってりゃそうもなるかw
と、それはともかく、春秋の蓼科宴会がなくなったせいで、今年はとうとう秋の信州へ行く理由や機会を失くしてしまったのでした。それはそれでちと寂しい (T_T)

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信州の秋は終わっても伊豆の秋はこれからが本番。
とまれかくまれ、桃栗三年柿八年と人の言う。
この銀杏は国東からここへ引っ越してきたときに奥さんと、「何か記念樹みたいなものを植えようか?」と考えて苗木を買ってきたもの。その時は幹の太さも鉛筆2本分くらいしかなかったし、背丈も僕の腰より低かったっけ。
あれから4回目の秋が来て、今はもう小さいながらもいっちょまえに銀杏の姿をして、いっちょまえに美しく色づいたりしてみせるのだ。

うちの庭の真ん中には大きな枝垂桜の木があって、毎年3月の終わりには見事な花を咲かせる。僕がはるばる大分からこの家を見に来て、一発で気に入った理由の半分くらいは、そのシンボルツリーたる高さ10m近い桜の木だったのですよ。
文化や流行の渦巻く都会から遠く離れた田舎だけど、自分の家の庭にこんな桜の大木があるなんて嬉しいじゃないの。

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先住者さんから受け取った古い設計図面によれば、この家が建てられたのは1977年。国土地理院の航空写真閲覧サービスで見ると、確かに1976年の写真には家がなく、2年後の1978年の写真には母屋が写っている。でも当時の家の周りに木はほとんどない。ということは、庭の桜も始めは鉛筆2本分くらいの太さで、腰の高さまでしかない苗木だったのかも知れない。そんなちびっ子の木だって、40年もするとあんな立派な大木に育つのだな。
と考えながら、僕は小っちゃな銀杏の木に40年前の高校生だった自分を重ねてみたりするのであった。

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あれから40年を経た僕は何者にもなれず、何物をも残せず、ただ桜の木の下で猫たちと呆けるだけの人間になったけれど、庭の隅で健気に育つ小さな銀杏の木は、これから40年間精進すれば神宮外苑の銀杏並木のように、いつかは立派な姿になれるのか知れん。
雨にも風にも害虫にも負けず頑張って生き抜けよ。

でもその頃にはもう僕は生きていないんだろうなと思うw

今日は伊豆の山の麓から東京日帰り。国東から戻った奥さんを羽田まで迎えに行ってきた。珍しく道が空いていたけれど、それでも往復6時間弱。6時間くらい車に乗るのはへっちゃらなんだけどね、やっぱり車の多い都会を走るのは精神的に疲れると思う。
田舎に住んでいると基準というものの何もかもが緩くなっていって、それも色んな意味じゃ良し悪しなんだが、急がず慌てず騒がずみたいな世界観がいつか当たり前になっていく。
僕は昔から満員電車なんてものをあまり経験したことのない幸運な人だけど、今の僕はたとえ満員でなかったとしても通勤電車のあの長椅子に座る時の、隣の人との距離感というか密着感は想像しただけで溜息が出る。これが田舎における隣との距離感覚なんだろうな。

都会に住んでいる人のツイッターとかを見ていると美味しそうな食べ物や、きれいな雑貨や文房具や、近代的な建築や文化的な催事の写真が溢れている。
都会の匂いというものはそこに集う人間が創り出すもので、田舎の匂いというのはそこにある土地が醸し出すもの。
どちらが好きかは人それぞれなんだろうが、僕は人生の半分くらいを都会で楽しんだから、残りは目先を変えて田舎でもいいじゃん? とか思ったりもする。

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というか、心身がこの緩い速度と距離感に慣れてしまった今、もう都会の真ん中には住めないんじゃなかろうかと思えてならない。最先端の世界は若い世代に任せて、年寄りは6時間かけて往復した褒美に昔ながらの土産で満足していればよい。
と、何を成した訳でもない一介の能無しが偉そうなことを言っても、誰かの耳には都落ちの捨て台詞にしか聞こえないだろう。

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でも猫に囲まれ、舟和のイモ羊羹と崎陽軒のシウマイがあれば田舎者は幸せになれる。なんと安上がりな人間ではないですか。
Simon & Garfunkel - Scarborough Fair

久しぶりにすっきり晴れた日曜日でした。
伊豆、というか天城山地の東側麓はホントに雨が多い。首都圏辺りからバイクで来る人は心して来た方がいいよ。湯河原くらいまではなんとか晴れていても、熱海過ぎる辺りから雨になったりするから。

今日は懸案だったインターホンの修理に着手。
要は子機と親機を繋いでいる2芯のケーブルを取り替えるだけなんだが、15mくらいの距離をなるべくケーブルが見えないように取り回さなくちゃいかんお仕事。ホントは溝を掘って埋めるのがいいんだけど、もう木やら草やらがボーボーに茂ったところを通すんでそれは無理。しかも草刈りの時に機械でケーブルを引っ掻けないようにしとかなくちゃいかんのですよ。試行錯誤しながら2時間半ほどで完了。不器用さが祟って右中指の爪を剥がしてしもた。いたいよー (T_T)
インターホンの次は玄関の階段のタイル。

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これが経年劣化で剥がれてきちゃっているんで修理。剥がして、水洗いして、乾燥させて、コンクリート用の接着剤で張り付ける。と書くと簡単なように聞こえるが実際簡単なのだ。ケーブルの敷設で苦労したからボーナスステージに感じるくらい楽勝だった。でも終わったらもう午後3時過ぎだわ。これで一日終わりか。

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朝同様、庭のテーブルでコーヒー飲んでいると寄ってくる猫たち。なあ長女。その小生意気そうな顔が俺は好きだぜ。

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奥さんは国東で法事。もう終わっただろうな。
昨夜はご近所さんが、「奥様が帰省してお寂しいでしょう」と夕飯に誘ってくれた。「いいえ全然寂しくありません」と断るのもなんなので出かけて行って、美味しいものをたらふく食って帰ってきたらもう夜10時過ぎ。
前日の東京往復が響いているのか疲れ切ってしまい、風呂にも入らずに寝てしまいました。今日は濁り湯の入浴剤を入れていつもより3割り増しぐらいの長風呂に浸かろう。
濁り湯はいいよ。
自分の腹が見えないんで心まで癒されるからw

うーむ。
なんだかね、次々といろんなものが壊れるんだわさw

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フィットのエアコンに続いてロードスターのミッションでしょ? 結局中古で買ったミッションは使えんかったのですよ。ヤフオク出品者の人に一言言ったら返品返金に応じてくれて、一旦26歳のお爺さんロードスターは家に戻っております。今は程度のいいミッション物色中。見つかるかな? フィットはまあ、買い替え前提で修理はナシの方向。

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次はファイルサーバーに使っていたPCが壊れた。これは突然壊れたんじゃなくて何年も前から前兆はあったんだよね。徐々に崩壊していって遂に臨界点を超えたというかんじ。
もう今時はファイルの倉庫だけなら何もPC一台動かさなくたってネットワークHDDがあればいいんでそれを買ってみました。情報弱者らしく「迷わず使えるはじめてのLAN DISK」ってのにしたぞw そう銘打ってあるだけあって簡単設定でした。
パソコンはそうだな、そのうち中古のCPU付マザーでも買ってお茶の間パソコンでも作るか。

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パソコンの次はまさかのインターホン (T_T)
うちは門というか敷地の入り口から玄関まで10m弱ある。で、その間のどこかで2芯ケーブルが劣化しているようなのだ。おそらく先住の方が自分で電線を埋設したんだと思うんだが、耐候性のチューブとかに入れないでケーブルをそのまま地面に埋めちゃったんですな。それじゃやっぱりまずいやろ。
インターホンが使えないと何かと不便なので早急に直さなきゃならんのだが、いったいどこから手をつけたらいいのやら。電気ってのは目に見えないから苦手なんだよね。んー、どうしたもんか思案ちう。

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こうやって次々とトラブルが続くと凹んでしまうけど、まあ人間や猫たちのどこかが壊れるよりはいいか! と僕らしくもなく前向きに生きようとしております。
もうこれ以上壊れませんように。
冷えてきましたが我が家は皆元気です。

そろそろストーブに灯油を満たしておくか、と思ったらポンプに穴が開いていた。1シーズンでダメになっちゃうものなんかな? 100円ショップのやつだからな。
で、ホームセンターへ買いに行ったら88円だったw

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灯油のポンプはどこですか? って昔はお姉さんだった店員の人に尋ねたら、「手動ですか? 電動ですか?」と聞き返された。
もちろん手動と答えたものの電動だと幾らくらいするんや? と偵察してみると1000円とか2000円程度なのね。私ゃまた3000円くらいはするんかと思ったよ。
決してケチる訳じゃないけど、こんなもの昔ながらの88円でいいでしょ。山の麓の田舎者は玄関脇の寒空の下で、オリオン座と北斗七星を見上げながらシュポシュポって油を入れるのさ。それを不便ではなく風情と思えるようになるには、いろいろな勉強と長い時間が必要でしたよ。

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隣の空き地では赤い柿の実がたわわ。温暖といわれる伊豆も昨日くらいからすっかり冷えてきて、暖かい一等地を求める猫たちの「場所争奪戦」が静かに始まっている。
愚かな召使いは部屋のあちこちにフリースを敷き、にゃんこベッドを設え、今日はとうとうホットカーペットまでご用意して差し上げた。
庭の桜は8割方葉が落ち、ブナや姫沙羅も色づき始めている。天城の稜線の向こうからは大人しい秋の背中を追いかけて、頑固で意地っ張りな冬がもうそこまで来ているんだろうと思う。

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しましまとくつしたの兄妹は、国東の山の廃倉庫で越した冬のことなんて覚えちゃいないよな。飲み水の器に厚い氷が張った冬のことなんて、もうすっかり忘れちゃってるに違いない。
でもそれでいいんだよ。子供の頃の思い出なんて、親だけが悲しいくらい大切に、いつまでも忘れずに心の抽斗へしまってあるものなんだから。ああ、あんなにちっこくて仲の良かった猫たちの思い出。
Janis Ian - At seventeen

火曜日から金曜までの4日間。ご近所のAさんとFさんご夫婦が連れだって旅行に出かけているんでペットシッターしております。まずはおなじみAさん宅のレディさん。火曜の散歩は我が家のマッチョな次男坊と一緒に。

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Aさんのところは家の中にニャンコが2匹。
この三毛の女の子はマイキー。玄関を開けて「マイキー!」って呼ぶと走って出てくる可愛いやつ。もう一匹「ミュー」っていう子もいるんだが超絶のビビリなので写真がないw

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次はFさんちのニャンコたち。
まあなんだか牛柄のニャンコがわらわらと居るw カミさんが数えたら牛柄だけで7匹いたそうな。名前も聞いたんだがどれも同じ顔に見えてちんぷんかんぷん。その他に黒猫のクーとか、鉢割れのボニーとか、キジ虎のキーボーとか、いったい何匹居るんやらよう分からんわ (´・_・`) こりゃうちの6匹と合わせてこの界隈だけで20匹以上居るんじゃあるまいか?

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この子らに朝夕1日2回、カリカリをブワーッとてんこ盛りにしてくる。知らないオバサンやオッサンが現れるもんだから猫たちは遠巻きにスタンバイ。僕らがいなくなるや怒涛の如く皿に群がってくるのであった。

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留守番のワンコとニャンコたち。明日の昼過ぎには保護者の皆さんも帰って来るそうだぞ。雨が降らなくて良かったな。
気がつけば、どうやら我が家の上にも秋空本番。
いよいよ焚火で芋を焼く季節か。

猫はいつもご飯を器に盛っておいて、食べたくなったときに少しずつ食べるのがいいんだそうな。それがいわゆる猫食いと呼ばれるネコ科の特性なんだとか。

うちも歴代の猫たちにはそういう給餌方法を取っていたんだが、国東で突如6匹飼いになってからはご飯の時間を決めて、ひとしきり食べ終わったら一旦片づけることにした。
そうしないと器に残ったカリカリを食い意地の張った奴(しま兄)がみんな平らげ、そいつ一人ぶくぶく太ってしまうから。ネコ科の特性は封じられてしまったのかも知れんが、別に人間の都合でそうした訳じゃないのです。

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で、一日二回。朝と夕方5時がご飯の時間。キチンと時間を決めると猫たちもその時間を覚え、外で遊んでいても5時前になると一人また一人と帰ってくる。
でもなぜ午前と午後の5時なのか? というと、あまりにも所帯じみた理由な上に話すと長くなるので端折るが、歳と共にこの午前5時というのがだんだん辛くなってきた。

午前5時と決めたのは7年前。僕自身も当然のことながら7つ歳を取った。もともと早起きな人ではあるんだが、これから冬になると午前5時つったらもう真っ暗闇の凍えるような時間。しかも僕は5時に何かするのなら、少なくとも1時間前には起きて5時には意識も身体もちゃんと目覚めていないと気が済まない。だから起きるのは4時かそれ以前 (T_T) それこそ草木も眠る丑三つ時。

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じゃあ6時か7時にすれば? と言う人はいるが、うちはあくまで猫優先主義。人間の都合で7年かけて築き上げた猫たちの体内時計を壊すわけにもいかないのだ。

ああ午後9時を過ぎた。もうダメだ。眠いから寝よう。

机の上にはEPIのキャンプ用ストーブがあって、その上にはマグカップ一杯分の水が入る小さなアルミのやかんが乗っている。点火装置が壊れているんでライターで火をつけて、湯が沸いたら一回分ずつ小分けになったドリップコーヒーを淹れるのですよ。

昨夜の寝しなにコーヒーを淹れて、一口も飲まずにそのまま寝てしまった。午前4時頃にごそごそと起き出して、ちょっと冷えるなあと思いながら冷め切ったコーヒーを飲むのも嫌なので、それをやかんに戻して火にかけてみた。
沸騰する直前でカップへ注ぎ、僕はブラックコーヒーは嫌いだからクレマトップを2個投入。ふーふー冷ましながら口へ含んだらまずかった。
昔々、高校生の頃に喫茶店で飲んだコーヒーみたいな味がした。あの頃、その店で一番安いブレンドとかアメリカンとかを頼むと、毎朝まとめて淹れたコーヒーを一杯分ずつ温め直して客に出していたんだもんな。あれが当たり前の味だったんだ。

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今日の昼間はようやっと秋らしい穏やかな晴れ。
ちゃんと淹れたてのコーヒーを持って庭に出ると、例によってお供の長女が後をついてくる。ニャーニャーとしきりに何か文句を言いながら、小さな眉間に皺を刻んで何かを訴えながらついてくる。
僕は桜の木の下に座りながら、別段何か物思いに耽るでもなく、本を読むでもなく、ただボケーっと空を見上げながら猫と同じ時間を過ごしている。僕が飲んでいるのは一杯19円のブルックスコーヒーだけれど、それはひょっとすると結構贅沢な一刻なのではないんだろうか?

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山茶花の花が咲き始めたと思ったら、その木の足元にあるメダカ鉢にホテイアオイの花が2つ咲いていた。今年の夏のあまりの暑さに、季節も頭のネジがおかしくなってしまったんじゃないか? 明日はもっと秋らしい日になるんだってさ。

雲に霞む大室山。

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もう10月も半ばを過ぎたっていうのに気持ちよく晴れない。それとも雲や雨ばかりが天を覆うのはうちの辺りだけで、全国各地は胸のすくような秋晴れを堪能してるのかな?

ベッドの掛布団も枚数が増えて、石油ストーブも登場して、猫たちだってそこはかとなく冬毛が増えたように見えて、庭の桜は葉っぱが黄色く染まってハラハラ落ちるのに、ちっとも僕の待ち望んだ秋という気がしない。
それはきっと抜けるような青空と、空を埋めるいわし雲と、冷たい風が芒の綿毛を運んで来ないからだろうな、と思ったりもする。

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それでも夏の間てんでばらばらに床で伸びていた猫たちが、朝夕の空気が冷えるにつれ少しずつその距離を縮めている。
もう以前のような六団子はさすがに無理だとしても、三団子か四団子くらいはまだ期待できるかな7歳の秋。彼らが惰眠を貪る場所も板張りの床から暖かな毛布の上へ。
猫たちに寝室のベッドを奪われた夜更かしのカミさんは、近頃じゃ2階の自室にあるシングルベッドで寝ることが多い。でもそこに住み着いている次女のぷーと一緒だからいいか。

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今日は部屋のどこかに潜んでいた蚊に刺された。
10月18日。
もうセミもトンボも鈴虫も死に絶えたというのに、この期に及んで人の血を吸い、いったいお前は何をしようというんだ? お前が飲むくらいの血はいつでもくれてやるから、かゆくするのだけはやめれ。

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